ネットを見ても出てこない? リアル「元町リカちゃん」の素顔を直撃!
ココがキニナル!
リカちゃん人形の元町バージョンを実際に本当の女性に着用させた「リアル元町リカちゃん」。可愛かったので調べようとしたのですが、ネットでも情報が少ない(HIDE.PDさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「リアル元町リカちゃん」は元町商店街で働くスタッフの女性。2009年に行われた「Y150」の記念パレード際に「元町を盛り上げよう」と誕生した
ライター:藤井 涼子
先日の横浜運河パレードの取材に同行していたという編集部の松山氏。
「運河パレードに『リアル元町リカちゃん』が来てたんですよ! めっちゃカワイイ! 取材に行きましょう!!」と鼻息荒めで電話がかかってきた。
あっという間に連絡先を調べ上げた松山氏から「アポを取った!」との連絡があり、あれよあれよと「リアル元町リカちゃん」の取材へ行くことが決定した。
いつもこのくらい仕事が早ければ、編集長に怒られることも少なくなるのにね。
かわいい「元町リカちゃん」と美しい「リアル元町リカちゃん」!!
お話を伺ったのは、元町商店街の協同組合元町SS会、専務理事 広報宣伝室長の新井徹(あらい・とおる)さんと邉見真樹子(へんみ・まきこ)さん。
そしてリアル元町リカちゃんにも同席いただいたが、写真は後ほど。いや、本当にきれいな方でビックリ! 松山氏が舞い上がるのも無理もない。
元町SS会 新井さん(右)と邉見さん
「リアル元町リカちゃん」とは一体どんな女の子なのか?
ひとことで言ってしまうと「横浜元町リカちゃん」というリカちゃん人形があり、そのリカちゃん人形と同じ洋服を着た人間版のリカちゃんが「リアル元町リカちゃん」なのだ。まずは、人形の方の「横浜元町リカちゃん」の誕生秘話について詳しく話を聞いた。
「横浜元町リカちゃん」は、リカちゃん人形誕生40周年を記念して、2007(平成19)年4月に横浜人形の家で開催された「リカちゃん夢とあこがれの40年展」の際に作られたそう。
初代「横浜元町リカちゃん」は限定数1000体で発売された
(1万2960円)
「横浜元町リカちゃん」は、「元町商店街の有名店」である「フクゾー」の服に「キタムラ」のバッグ、「ミハマ」の靴、「スタージュエリー」のピアス、そして「ポンパドウル」のフランスパンを持ち、元町ブランドで全身を固めている。
細部まで本物と同じように作られていて、見ていて飽きない。ミハマの靴の箱まで実物と同じだ。初代元町リカちゃんは、発売後にわずか3日で完売するという人気ぶりだったそう。
「横浜元町リカちゃん」セカンドエディション
(限定2500体、1万2960円。完売)
横浜元町リカちゃんは、横浜ブリキおもちゃ博物館の館長であり、「横浜人形の家」プロデューサーである北原照久(きたはら・てるひさ)氏が企画。横浜人形の家と株式会社タカラトミーのコレボレーションで限定制作されたそう。
「リカちゃんのハマトラファッション」の実現!
「横浜元町リカちゃん」は全部で7種類販売された。それぞれに違う洋服を身に着けているが、洋服はフクゾー、カバンはキタムラ、靴はミハマという「ハマトラファッション」なのは共通だ。
「横浜元町リカちゃん」ウィンターエディション(1万2960円)
フクゾーのコートがものすごくカワイイ! 「ウィンターエディション」は今も販売中だとか。
こんな感じの箱に入っています
箱の表には、元町商店街のマークも
テニスラケットを持っている「テニススクールバーション」
(1万6200円)完売
髪型はショートヘアとなっていてスポーティなテニススクールバージョンのリカちゃん。テニススクールに通うハマトラファッションのお嬢様をイメージして制作されたという。
2007年の発売以来、人気を博した「横浜元町リカちゃん」。その数年後に「リアル元町リカちゃん」が誕生することになる。