完走なるか? 横浜マラソン2016を疾走レポート!
ココがキニナル!
吉田編集長! 横浜マラソンの抽選結果はどうでしたか? 当選しましたか? 今回の抱負は? ハマレポ推薦のラッキー給食は? 調査お願いします! 僕は落選しました(T . T)(こたろじさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
約2万5000人のランナーが、65万人の沿道の声援を受け、みなとみらいや首都高速道路を駆け巡った。吉田と山岸は、制限時間ギリギリで奇跡の完走。
ライター:山口 愛愛
レース前の不調合戦
2015年(平成27)年3月に、横浜初の市民参加型フルマラソン大会として誕生した「横浜マラソン」。編集長・吉田と筆者はなんとか完走を果たしたものの、大会後に約186メートルの距離不足が判明。足りない186メートル分の麺を胃袋におさめ、無事にフィニッシュした。
ツルツル
今回は折り返し地点を延ばして距離を修正したが、陸上競技連盟に公認申請をせず大会を実施。筆者は腰痛の悪化でドクターストップがかかり、吉田と編集部・山岸(撮影のため)が挑戦する。
「太りすぎて膝も痛いけどがんばります!」
本大会のコース。南部市場の折り返し地点で距離を調整
マラソンの朝は早い。午前6時30分には、更衣室と荷物置き場の会場となっているパシフィコ横浜がにぎわっている。
パシフィコ横浜の展示ホールは荷物預かり場に
しかし、吉田は大会1週間前に腰と膝を痛め、不安を抱えての参加。山岸は自分で志願したにもかかわらず、スタート直前に「あぁもう、昨日の夜も(大人の事情で)飲み会だったし、42.195kmなんて人間の走る距離じゃないですよ!」とわめいている。
仕事に追われ、練習する時間もほとんどなく、「あくまで撮影のため、できたら完走する」前提でスタートに向かう。
「でも参加するからには何kmまで行けるかがんばります!」と山岸。
ともにゴールを目指すフルマラソン参加者に意気込みを聞いてみよう。
昨年、ボランティアスタッフとして参加し走ってみたくなったという2人組。
ホノルルマラソンに出場したことのあるカナさん(左)とカズさん
「あれだけの声援がもらえるので楽しみです」とカナさん。カズさんは「ちょっと不安ですが、できれば完走したいです」と答えてくれた。
山などでのトレイルランニングの経験もあるトモちゃんはコスプレをして参加。
「みなとみらいなどの観光地を走れるのは嬉しいです。横浜名産のラッキー給食が食べれると聞いたので楽しみ!」
「おしゃべりしながら5時間を目指します」と東京在住のトモちゃん
続いて、杉並区の会社のランニング仲間。左からIさん、ユキさん、YYさん。毎月計200kmを走り練習してきたという。
「大きな大会ですし、観光地の景色と給食が楽しみ」とユキさん
午前8時前、会場からは少しずつ人が減っていく。そろそろスタートだ。
ランナーたちはスタート地点に向かい待機
大会種目はフルマラソンと10km、車いすの部門は10kmと2kmに分かれている。
ゲストランナーとして10kmに参加するのは、大会アンバサダーを務める谷原章介(たにはら・しょうすけ)さんや、アテネ五輪男子体操金メダリストの米田功(よねだ・いさお)さん、過去に横浜を何度も走ったマラソンランナーの千葉真子(ちば・まさこ)さんら。
午前8時25分に車いすの部がスタート
フルマラソンには五輪マラソン2大会連続でメダリストに輝いたエリック・ワイナイナさんや、横浜在住の俳優・鶴見辰吾(つるみ・しんご)さん、黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)神奈川県知事らが出場する。
黒岩知事は68才でフルマラソンに参加
ゲストランナーを先頭にスタートの準備
林文子市長の号砲で午前8時30分にいざスタート!
勢いよくランナーが飛び出した
横浜出身の大会アンバサダー、剛力彩芽(ごうりき・あやめ)さんがお見送り
ゼッケンのアルファベットは先に申告している予想タイムに順じ、A~Gの7ブロックに分けられている。先頭のAブロックは飛ばすが、後方は走り出すまでに時間がかかる。昨年5時間26分で完走した吉田はDブロック、山岸は最後方のGからのスタート。