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横浜駅前の「仙台のお菓子屋さん」は被災地の人?

ココがキニナル!

最近横浜駅で露天販売している「仙台のお菓子屋」って被災者の方ですか?(ymyさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

仙台出身の方だったが被災者ではなかった。なお、販売しているお菓子はクレープのような「ワッフル」だった。

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ライター:上村 翔

仙台のお菓子屋さんの実態は?



3月11日に東日本大震災があってから「被災地復興支援」を謳うお店が急激に増えた。
もちろん、本気で復興支援を考えている企業も多いが、残念ながら中にはビジネス的な考え方で復興支援を謳っている企業もある。

今回の「仙台のお菓子屋」もそのような類いのものなのだろうか?
そして本当に被災地から来た方なのだろうか?

まずは本人に会わなければ話は始まらない。そこで、このキニナルを調査するために横浜駅へ足を運んだ。しかしお店どころか目撃証言もほとんどない状態。1 週間連続、時間を変えたりと何度も横浜駅に足を運んでみたが、「仙台のお菓子屋」は一向に見つからなかった・・・。
 


横浜駅周辺にて調査したが結果は得られなかった




池袋で偶然の出会い



そんなある日、別件で池袋に用事があり夜に西口公園を歩いていると、青い発泡スチロールをもち、行商のように「仙台のお菓子で~す」と売り歩いている怪しげな人物を発見した。「まさか!」と思い、以前横浜駅周辺で売っていなかったかと聞いたところ、確かにそのとおりだという。
 


池袋の西口公園にて運命的な出会いが


聞くところによると、最近は露天販売ではなく個人の家や企業へ飛び込みで訪問販売をしているとのこと。出会った当日は池袋支社へ所用のために出勤し、池袋西口公園付近で移動販売をしていたようだ。ちなみに、売っていた仙台のお菓子とは「ワッフル(1個250円)」である。

本当はもう少し突っ込んだ話をしたかったのだが、先方も業務中だったため、その日はワッフルを購入して連絡先を交換することに。なお、販売員の方いわく「仙台出身だけど被災者ではありません」とのこと。
 


販売員が売っていた小ぶりな三角形ワッフル(1個250円)
 

味は全部で13種類。ラベルには「株式会社VOZ」の表記が


家に帰り、購入したワッフルを食べてみることにした。
味は「バニラ」「チョコ」「カスタード」「つぶあん」「ブルーベリー」他13種類。
 


小ぶりだけどボリュームたっぷり


さっそく食べてみたが、普通のワッフルより皮がプニプにしていて柔らかく、生クリームがとても甘くて濃厚。ワッフルというよりも、どちらかというとクレープを食べているような感じだ。

しかし、なぜ横浜で販売することになったのだろうか?また、仙台のお菓子屋の実態とは?
すべてはこの後のインタビューで明らかになることに・・・。