横濱 JAZZ PROMENADE 2011の見どころは?
ココがキニナル!
10月8日・9日の両日、みなとみらい地区を中心に開催される「横濱JAZZ PROMENADE 2011」の詳細を教えてください。
はまれぽ調査結果!
プロ・アマ合わせて約2,500人以上の出演者が、約50の会場で腕を競います。同イベントならではのプロのセッションも見どころです。
ライター:河野 哲弥
横濱にJAZZがあふれる2日間!
10月8日(土)、9日(日)の両日、みなとみらい地区を中心とした約50の会場で、国内最大級のジャズ・フェスティバル「横濱JAZZ PROMENADE 2011」が開催されます。
横浜市開港記念会館などの「ホール会場」で演奏するのは、合計約670人に及ぶプロのアーティスト。
クイーンズパークなどの「街角ライブ」では2,000人以上のアマチュアバンドが登場します。
あまりの規模の大きさに、何をどう見たらいいのか迷ってしまいそう・・・。
そこで、主催者に見どころや楽しみ方のコツなどを伺ってきました。
イベントがより楽しくなる裏ワザも一緒にレポートします。
実行委員会の入る、ヨコハマ創造都市センターのエントランス
プロによる演奏は、フリーパスを購入すれば見放題
お話を伺ったのは、横濱 JAZZ PROMENADE実行委員会広報の高野さん。
出演者が多彩な同イベントを楽しむためには、ボタンの掛け違いがないよう、公式サイトなどでじっくり予習してほしいそうです。
ではさっそく、イベントの仕組みから伺ってみましょう。
右下に記される「ありがとう」は、来場者、出演者、スタッフに贈る感謝の言葉
まず、出演者は大きくプロとアマチュアに分かれるそうです。
アマチュアによる「街角ライブ」は原則無料ですが、やはりオススメはプロによる「ホール会場」での演奏。
これを聴くには「フリーパス」が必要です。
前売りチケットは「ひとり券」4,000円(1日)、「ペア券」7,500円(1日)、2日間有効な両日券は「ひとり券」のみで7,500円、中学・高校生は1,000円で小学生は無料。さらに当日21時までなら、パンフレットに記載されている20カ所以上の「ジャズクラブ」のチャージ料などが無料になります。(飲食代別)
全9カ所のホール会場(開港記念館、関内大ホール、関内小ホール、ランドマークホール、横浜赤レンガ倉庫一号館、ヨコハマNEWSハーバー、横浜みなとみらいホール大ホール、ランドマークプラザ、NHK横浜放送局1F)では、一日最大6組の演奏が行われるとのこと。なお、前売り券は公式サイト、プレイガイドから申し込むことができます。
主催者がオススメする、楽しみ方と見どころ
まずは、プロによる「ホール会場」での演奏です。
普段はソロで活動しているプロミュージシャンが、この日だけ特別のセッションを組むケースも多いそうです。例えば「氷雨」などで有名な演歌歌手の日野美歌さんは、8日参加の「4レディース」の一員として登場。このように、アーティストの名前から追っていくのがひとつの楽しみ方です。
もうひとつの楽しみ方は、カテゴリーから選ぶ方法。JAZZには古典的な2拍子の「ディキシーランド・ジャズ」から、「モダン」、「フュージョン」、「ソウル」に「コンテンポラリー」などさまざまなカテゴリーがあります。当日配布されるプログラムでは、これらを10種類に分けて表示しているので、聞きたいアーティストを選ぶ参考にしてみてください。
ここでの見どころは、ひそかに注目を集める、9日参加の「あきは・みさき・BAND」。去年の同イベントのコンペティションでは、10代でありながら「グランプリ」と「ベストプレーヤー」のダブル受賞に輝いたそうです。
若手から80歳を超える超ベテランまで、さまざまなJAZZの聞き比べができるイベントを、「まるでデパートのようだ」と高野さんは話していました。
出演者一例、「シャッフル・デーモンズ」(Photo:Mark McNeilly)