横濱 JAZZ PROMENADE 2011の見どころは?
ココがキニナル!
10月8日・9日の両日、みなとみらい地区を中心に開催される「横濱JAZZ PROMENADE 2011」の詳細を教えてください。
はまれぽ調査結果!
プロ・アマ合わせて約2,500人以上の出演者が、約50の会場で腕を競います。同イベントならではのプロのセッションも見どころです。
ライター:河野 哲弥
主催者がオススメする、楽しみ方と見どころ
(続き)
一方のアマチュアによる「街角ライブ」。
広大な会場を巡るコツとして、自転車を拠点間で乗り捨てできる各種サービス。
「ハマチャリ」やNTTドコモが提供する「コミュニティサイクル」などがあるそうです。
他に、みなとみらい線の一日乗車券もオススメ。
料金は大人で450円なので、区間にかかわらず3回以上乗るなら元が取れる計算になります。
これらを有効活用することにより移動時間も短縮できるので、より多くの演奏を楽しめるのではないでしょうか。
「ドックヤードガーデン」も会場のひとつ
また今回の注目は、被災地である仙台の気仙沼から駆けつけてくれた、9日出演予定のジュニアジャズオーケストラ「スウィング・ドルフィンズ」。実は、今回のイベントに先行した6月5日に、「ヨコハマから届けよう、ジャズの元気」という震災復興JAZZコンサートが行われました。有志のプロミュージシャン多数が手弁当で参加したチャリティーイベント、その義援金を使って「スウィング・ドルフィンズ」を招待したのだそうです。
横浜はJAZZのふるさと?
同イベントがはじめて開催されたのは1993年。「街全体をステージに」を合言葉に、今年で19回目になるそうです。
そんな歴史のあるイベントが、なぜ横浜で開催されるようになったのでしょうか。
高野さんによれば、横浜にはじめてJAZZが入ってきたのは大正14年とのこと。それが一般に広まっていった背景には戦争が大きくかかわっているそうです。
ご存じのように、戦後GHQの総司令部になったのが、山下公園前にある「ホテルニューグランド」。
その周辺には、いわゆる「進駐軍」に向けたジャズクラブが広まっていきました。
そのうち、伝説のジャズ喫茶「ちぐさ」や関内のBARでもJAZZを流すようになり、やがて横浜は「ジャズの街」として知られていきます。
横浜に、そんなかつての隆盛を取り戻そうとはじまったのが「横濱JAZZ PROMENADE」。
今では、イベントを支えるボランティアの数も300名を数え、スケジュールを調整して裏方の仕事を手伝ってくれているそうです。
イベント3日前の準備の様子
会場ごとに物資を仕分ける、「ジャズクルー」の皆さん
幸いにして、今週末は天気が良さそうです。
会場によって時間は異なりますが、11時半から21時まで、横浜の街全体が2日間に渡ってスウィングします。
普段からファンの方も、JAZZははじめてという方も、街と一緒に盛り上がってみてはいかがでしょうか。
なお、イベントの様子は引き続きレポートする予定です。併せて楽しみにしていてください。
―終わり―
横濱JAZZ PROMENADE 公式サイト
http://www.jazzpro.jp/
※当日の会場の情報はツイッターでも確認できます(@jazzpromenade)
秋沙さん
2011年10月07日 10時18分
連携イベントのこちらもレポよろしくお願いします。『今週末10/8土・9日『JAZZ&Wine』開催!!デキシーランドジャズバンドのパレード演奏を聴きながら、ワインや軽食が楽しめます♪ | 横浜みなとみらい21公式ウェブサイトhttp://www.minatomirai21.com/index.php?page=topic_view.detail&topic_id=1262& 』