尾花監督の退任記者会見の様子は?
ココがキニナル!
尾花監督の退任記者会見が行われたようですが、尾花監督はどんな様子でしたか?また、今後のベイスターズはどうなるんでしょうか?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
残り1年間という契約期間を残し、未練が残るようでした。尾花体制のコーチ陣も一掃され、新生ベイスターズがスタート予定だが・・・。
ライター:はまれぽ編集部
今季最終戦以来、約1ヶ月間休養していた尾花監督だが、11月22日(火)球団事務所にて正式に退任会見が行われるという情報をキャッチし、我々も記者会見会場へ向かった。
このビルで退任会見が行われた
退任会見は定刻通りスタート
尾花監督は2009(平成21)年のオフシーズンに、2010(平成22)年から2012(平成24)年までの3年契約で横浜ベイスターズの監督に就任。
データを基にした「アナライジングベースボール(分析野球)」を掲げ、ベイスターズ改革に乗り出す。しかし結果はというと、昨季は95敗、今季86敗と2年連続セリーグ最下位という結果となった。
大手スポーツ誌をはじめ、多くの報道陣が詰めかけた
退任会見予定時刻である15時30分、定刻どおり会見がスタート。
まずは球団社長である加地球団社長から、本日付で尾花監督を解任したと正式に発表。そして「尾花監督には申し訳なかった」と神妙な面持ちで尾花監督へ謝罪した。
加地球団社長の口から解任の正式発表が
頭の中で思い描いていた構想があった
そして、尾花監督からのコメントだ。
まず、「成績を残せず(ベイスターズ)ファンの方には本当に申し訳なかった」と謝罪。
尾花監督の心境は如何に?
その上で「若手が成長し、自分の思い描いていたものが出来てきていた」とコメント。
3年スパンでチームを見続けてきたが、残り1年の契約期間を残し、志半ばでチームを去ることに未練が残っているようだ。
戦績は悪かったとはいえ、愛着のあったチームだし、当然のことだろう。
口には出さないものの、未練が残る尾花監督
今後のベイスターズの動きは?
次期新監督を含む新人事についての質問に対し、加地球団社長は「新しいオーナー会社で組閣するということでした」と述べるにとどまった。
なお、尾花監督の解任に伴い、岡本哲司総合コーチ、吉田篤史投手コーチ、福沢洋一バッテリーコーチ、芦沢真矢ブルペンコーチ、米村理外野守備走塁コーチ、杉村繁巡回打撃コーチの退団も発表された。
会見を終え、立ち上がる加地球団社長と尾花監督
記者会見を終え、足早に会場を離れる
取材を終えて
ベイスターズ新オーナーの可能性が高いDeNAは、元ヤクルト監督の高田繁氏をGMとして迎え、新監督を含めた組閣作業を進めている。12月4日のオーナー会議で承認が決定すれば、今後は横浜DeNAベイスターズとして生まれ変わっていくだろう。
しかし、現在は楽天から球団参入について反対され、GREE(グリー)からは訴訟を起こされたりと、なんとも宙ぶらりんで不安定な状態だ。万が一、DeNAがオーナー会議で否決されれば、ベイスターズは元鞘であるTBSに戻ってしまう。
さらに、最悪の場合、TBSが球団保有を拒否をすれば、ベイスターズが消滅する可能性だってある。
球団がこんなあやふやな状態ではベイスターズファンも気が気じゃないだろう。
今後もベイスターズとDeNAから目が離せない。
―終わり―
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