DeNAが買収に合意?どうなるベイスターズ!?
ココがキニナル!
ベイスターズ買収問題で、DeNAに決まったと報道がありましたが、本当ですか?(しらさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
交渉事実は認めたものの、正式な発表はまだ!市長は横浜残留を熱望している!
ライター:田中 大輔
2011年シーズン、最終盤までもつれたセ・リーグだが、ようやく優勝もクライマックス・シリーズ進出チームも確定した。
これから上位陣は日本一を目指す佳境へと入って行くが、残念ながら今年も蚊帳の外のベイスターズ。
ファンの関心は、昨年から話題となっている球団の身売り騒動に移っている。
昨年は住生活グループ相手に売却交渉失敗のオーナー企業、TBSホールディングスが、今年も売却へ動いていることは報道でも知られている通り。
そして、ベイスターズがホーム最終戦を終えた10月18日の深夜、当初から“本命”と伝えられていた株式会社DeNAとの交渉が大筋で合意に達した、と報じられた。
このまま順調に新生ベイスターズ誕生となるのだろうか。
来年以降もハマスタで試合が見られるのだろうか
今季のベイスターズは、春先こそ好成績を残して期待を持たせてくれたが、気付けば失速。
3時間半ルールもあって4年連続90敗は回避したものの、10月9日に4年連続となる最下位が決定してしまった。
当然、弱ければ客足も遠のき、プロ野球自体の人気に翳りの見えている最近では年間20億円とも言われる赤字が発生。
本業が好調とは言えないTBSにとって、この補填は厳しいようだ。
好調だった春先はスタジアムも満員だったが……
DeNAに直撃!
そんな中、本気でベイスターズ買収に乗り出したDeNA。
一時は交渉決裂という報道も出たが、一転して合意に達したようだ。そこで、DeNA広報部の金子さんに改めて交渉を行っていたのか事実確認をしたところ、「交渉は間違いありません」という返答が。
交渉は間違いないとのことだが、合意との公式発表はまだない
今日は報道関係者からの問い合わせが多く、「数は数えていないですけど、ほとんどの新聞社、テレビ局から来ています」と注目の高さがうかがえる。
現時点では記者会見などの予定はなく、「公式にはプレスリリースの発表が今、コメントできることなんです」とのことで、合意したかどうかについては多くを語ってはくれなかったが、「なにか決まればその都度、発表します」ということだった。
TBSとDeNAの間で正式な合意に至れば、プロ野球実行委員会とオーナー会議での承認を経て、いよいよ参戦決定となる。
しかし、一部報道ではDeNA社の安定性を危惧して反対している球団もあるとされている。
このことを金子さんに聞いてみると「出てましたね」と苦笑い。
「どういう根拠で言っているのか分からないので、なんとも言えません」とのこと。
当然、DeNA側は自信があるから手を挙げたわけだが、オーナー会議での承認なしではどうにもならないため、不安要素ではあるはずだ。