横浜市内の駅そばで、変わったメニューやこだわりの店はあるの?
ココがキニナル!
駅蕎麦(駅前の立ち食い蕎麦含む)が好きなのですが、市内の駅蕎麦で、特にこだわりのあるお店や、変わったメニューのあるお店を教えてください。(ときさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今回は、新横浜の「戸隠(とがくし)」、横浜の「星のうどん」、桜木町の「川村屋」をご紹介します。
ライター:河野 哲弥
4時間で3杯、完食ロケのはじまり
駅そばというと、忙しい時にチャッチャと済ませてしまうイメージがあり、味や質までは問わないことが多い。ところが中には、手間をかけたり工夫を凝らしたりと、なかなか普段お目にかかれないような駅そば店もある。
そこで、今回はそんな3店舗をご紹介したいと思う。
選んだ基準は、ある程度乗降客が多い駅で、駅の構内にあること。
そしてこの中から、変わったメニューやこだわりのある店を探してみることに。
また、「そば」だけでなく「うどん」も含めることにした。
お店の人に頼まれた、サイン中のホズミン
取材当日(2011年11月28日)はFMヨコハマ平日午後の番組「E-ne! ~good for you~」との連動企画にて、DJホズミンと一緒に調査。その模様は、生放送でOAされたので、お聞きになった方もいらっしゃるだろう。
ここでは、当日の様子やもう少し詳しい内容をお伝えしていこうと思う。
揚げたそばに和風あんがかかった「すごもり」
一軒目は、新横浜にある「戸隠(とがくし)」にお邪魔した。
何でも、「すごもり」というメニューが人気なのだとか。
篠原口飲食店街にある「戸隠」の外観
揚げた日本そばに、和風だしのあんがかかっている
先々代の社長が、そばを使って何か新しいことができないかと考案したのが、この「すごもり」。
その様子が鳥の巣に見えることから、「巣ごもり」という意味で名付けられたそうだ。
お値段は1,000円。早速、頂いてみよう。
パリパリの新食感に、ホズミンもビックリ?
箸で押さえるとパキパキと音がする麺。
その上にはカツオの香りが濃厚なあんがかかり、やがてシンナリしてくる食感の変化が楽しめる。
中華風の固焼きそばとは別モノで、味も香りも完全に日本そばだった。
ボリュームも結構あり、まだ一軒目なのに、すっかり満腹になってしまった。
取材に応じてくれた、木下店長
木下店長によれば、店名の「戸隠」は、そば粉の仕入れ先にちなんで名付けられたのだとか。
伊勢佐木町に本店を置き、磯子にも支店がある。
もちろん「すごもり」は、どの店舗でも頼むことができる。
ほかにも、ザル・ナメコ卸し・山かけの3つのそばが小鉢に分けられた「戸隠連山(900円)」や、新横浜店限定の「和風マヨネーズそば(800円)」など、ユニークなメニューは数多い。
キツネとタヌキの化かし合い「だましあいうどん」
二軒目は、相鉄線横浜駅構内にある「星のうどん」に伺った。
ここはどうやら、うどん専門店のようだ。
「だましあいうどん」というメニューが気になったので、頼んでみることにした。
藤島店長と店舗外観
天カスと油揚げが両方楽しめる「だましあいうどん」
先代の社長が考案したという「だましあいうどん」は、370円。
体にやさしい博多風薄口の汁が特徴で、麺にはコシがあり、シャッキリとカドが立っている。
シコシコした喉越しに目を細めるホズミン
藤島店長によれば、すりおろした生姜を加えると、さらにおいしくなるのだとか。