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狸小路にある「豚の味珍」、その注文の仕方は?

ココがキニナル!

横浜・狸小路にある「豚の味珍」の、料理の食べ方とお酒の頼み方を教えてください。(たかべえさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

焼酎を頼む時は「やかん」、豚を食べる時は「特製タレ」を混ぜ合わせ、自分好みのツケダレを作って付けて食べるのが常連客の常識だった!

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ライター:ワカバヤシヒロアキ

狸小路とは?



横浜の狸小路と言えば、横浜駅西口にある飲食街の密集地。

すぐ目の前には横浜モアーズがあり洗練されたショッピングビルがそびえ立っている。
開発の続く横浜駅西口近辺で、時代に取り残された一角のようにも感じる。
 


狸小路の入り口


そんな中に、豚の味珍(ぶたのまいちん)という飲食店があるという。

しかも、投稿者の質問内容もいささか疑問が残る内容だ。「料理の食べ方とお酒の頼み方を教えてください」とは一体何を意味しているのだろうか。飲食店なら、メニューを見て注文すれば良いのではないか。

不可思議な気持ちを抑えつつ、これは見に行かないと始まらない。早速、現地に向かった。



取り敢えず、キーワードは「やかん」



狸小路を進むとすぐに見えて来た赤い暖簾。そこには豚の味珍と書かれていた。
 


豚の味珍本店があった


真向かいに同じ店の新店も構えていて、どちらに入るか迷ったが取り敢えずは本店の方に入店。
いったい、どんなメニューが待ち構えているのだろう。常連さんにしか分からない暗号のようなモノでもあるのだろうか。

若干、不安になりつつも扉を開けて足を踏み入れる。
 


カウンターのみの店内


店に入ると、マスターは、私を見るなり初めての客だと判断したご様子。
午後5時にも関わらず、店内には既に常連のお客さんが二人ほど居る。

何を注文すれば良いのか分からなかったので素直に「何が良いですか?」と尋ねてみる。
すると「焼酎かビールか…まぁ、でもうちのお客さんはほとんど“やかん”ですね」と言われた。

「やかん?」と、頭の中にハテナマークが浮かんでいることがバレたのか、「やかんっていうのは焼酎の事ですよ」と教えてくれた。
 


焼酎の入った「やかん」(380円)隣の瓶は梅のシロップ


しばらく常連さんの動きを見ていると、「やかん」と告げて焼酎を注文している。

中に入った宝焼酎(アルコール25度)をストレートでグラスに注いでくれるのだ。もし、ストレートがキツイ場合は、カウンターに置かれた梅のシロップを注ぐことで甘くできる。
 


やかんを注文すると、注いでくれた


さすがにストレートの焼酎はキツイので、梅のシロップを注いだが、マスターから「あんまり入れると甘いから気をつけて!」と忠告を受けた。味を探りつつ入れるのが良いらしい。

この店では、焼酎ください!というのは素人の証拠。通なら当然のごとく「やかん」と言うのだ。
これこそが質問者の意図する「お酒の頼み方」なのだろう。

しばらくして、お客さんも増えて来たので見ていると「フルセット!」と注文している人がいるのに気付いた。フルセットって何だ?
 


これがフルセット


フルセットとは、やかん、氷、ウーロン茶(150円)の3点セットを指すらしい。焼酎をどのように割ろうと客の勝手というのが店の方針でもあるようで、ウーロンハイを自分で作って飲むことも常連さんならではの手法。そのためのフルセットなのだ。

お酒の頼み方は、これで解決。もちろんビールも置いているが、常連客のほとんどは「やかん」を頼む。
くれぐれも通を気取るなら、「焼酎!」とは言わない方が良いだろう。