横浜赤レンガ倉庫を包む興奮! 本物に出会える「大海賊祭」がすごすぎた
ココがキニナル!
鈴木みのる氏のプロレスデビュー30周年を記念する「大海賊祭」が開催! 会場の様子と戦いの行方は!?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
子どもたちに本物に触れる機会を与えたい、という思いが込められたイベント。あいにくの天候も吹き飛ばすほど楽しめる、熱い祭りがそこにあった!
ライター:はまれぽ編集部
横浜出身のプロレスラー・鈴木みのる氏のデビュー30周年を記念する一大イベント「大海賊祭」が2018年6月23日・24日の2日間にわたり開催。いま、横浜赤レンガ倉庫が「海賊」に支配されている!
鈴木みのる氏のインタビューはこちらから(前編・後編)
大人気海賊漫画「ワンピース」の作者・尾田栄一郎氏から送られたイラストも登場!
はまれぽ編集部もこの祭りに乗り遅れまいと、赤レンガ倉庫に突撃した。
めちゃくちゃに弱そうな二人組をご用意しました
23日の赤レンガ倉庫は、午前10時の開会を待たずにプロレスファンや親子連れで大賑わいになっていた。
開会式を待つだけでこの人だかり
イベントの目玉とも言えるプロレスの開催は午後3時から。にも関わらず午前中からこれだけの人が集まるのは、イベントの内容はもとより、朝からこの人が出ずっぱりで登場するからだ。
主役の鈴木みのる氏!
なんと自らイベント開始までの「前説」として登場。会場内でのごみ分別などの注意事項を丁寧に伝え、これから始まる開会式を盛り上げるよう観客を煽る。あとから登壇した司会者が「主役が前説をするイベントなんて聞いたことがない!」と苦笑いしているほどだった。
もちろん主催者と改めて登壇。観客は大盛り上がり!
今回の「大海賊祭」は、プロレスファン向けのイベントにとどまらず、子どもたちや来場者が楽しめる仕掛けが盛りだくさん。鈴木氏の「好きなもの」や、子どもたちに伝えたい「本物」がこれでもかと詰め込まれている。
釣り好きの鈴木氏らしく、釣りゲームを展開するブースや
ファン垂涎の限定オリジナルグッズの販売
子どもたちが空高く飛び上がる「ジャンプゾーン」(1000円/税込み・以下同)
くるくる回る「バブルボール」(1000円)
何よりも人が集まっていたのが、鈴木氏がオーナーを務める「パイルドライバー」のブース。今回のイベント限定のアイテムを求めて、開場間際から多くのファンが列を作っていた。
グッズを求めて人が殺到
大行列に!(パイルドライバーブースのみの行列)
グッズをたっぷり買い込んでいたファンの一人にお話をうかがってみた。
「大阪からこのイベントのために参戦しました!」
2人の息子さんと一緒に来場したという大阪出身ののりこさんは、幼いころからお父さんの影響でプロレスファンに。今は家族揃って鈴木みのるファンなのだそう。
「オカダ・カズチカ選手と対戦がとても楽しみ。開会式が終わってすぐに列に並んでグッズを買いました」と話してくれた。
ここでしか手に入らないグッズを入手してご満悦だった
会場では飲食ブースも充実。どれも鈴木氏の好物を並べたということで、もつ肉、ケバブ、猪カレー、チャーハンなどなど、ガッツリ系のフードが勢揃いしている。
からあげの「THE NARUTOBASE GO」では、なんと鈴木氏が接客する一幕も
千葉県在住の安斉さん親子「開会式が見たくて朝から来ました!」
からあげを買っていた安斉さんは、親子揃ってプロレスファン。お父さんが鈴木みのるファンで、お子さんは今日の対戦相手であるオカダ・カズチカ氏のファンで、もちろん楽しみなのは、本日のメインマッチでの両者の激突だ。
20年来のみのるファンというお父さんは「ぜひ、新日本のベルトを全部取ってほしい!」とメッセージを送ってくれた。
からあげはマヨネーズと山椒たっぷりの「みのるスペシャル」が絶品!
また、頸髄損傷からのリハビリを続けているプロレスラー・高山善廣(たかやま・よしひろ)氏がプロデュースした「らーめん潤」が、イベント2日間限定で復活。支援を続ける鈴木氏の熱い想いを感じられるコラボレーションだ。
濃厚な鶏白湯の伝説的ラーメンだ(850円)
応援の気持ちを込めて、いただきます
ドリンクブースでは、今回のイベントのために醸造したという横浜ベイブルーイングの「ゴッチ式パイルドライバーIPA」(1000円)や、
ホップの苦味をダイレクトに感じるパワフルな一杯!
オリジナルカクテル「キング・オブ・グレイト・パイレーツ」や、「私の彼はプロレスラー」(どちらも800円)が一押しのようだ。
「海賊」らしくラムベースの一杯!
黒霧島がベースだが、ライチの味が甘く飲みやすい
腹ごしらえもすむと、いよいよメインイベントである「大海賊プロレス」の開始が近づいてくる。
自らのブースで接客対応していた、都筑区在住の佐藤光留(さとう・ひかる)選手もタッグマッチで登場予定。
「試合のことを忘れるくらいお客さんが来ました。今日の対戦相手はでかいので、開き直って試合します」
鈴木氏から18年間教わってきたことを発揮できるか!?
いよいよ「大海賊プロレス」の火蓋が切って落とされる!