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あなたの街はどんな味? 横浜18区をイメージしたコーヒーを飲み比べてみた!

あなたの街はどんな味? 横浜18区をイメージしたコーヒーを飲み比べてみた!

ココがキニナル!

横浜のジョイナスの地下に、横浜18区をイメージしたCOFFEEを販売したお店がオープンしたそうです。どんな味なのか調べてください。(はんちゃんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

それぞれの区に足を運び、歴史を学んで街のイメージを味に変換。どれも個性が現れていて美味しい! 現在は6区分が商品になっており、お土産にも最適!

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ライター:はまれぽ編集部

皆さんはどんなコーヒーが好きですか?
筆者はしっかりと苦いコーヒーをブラックで飲むのが好き。毎日は飲まないが、気合いを入れて集中したい時や、気の置けない友人と時間を忘れて話す時にはコーヒーが必須アイテム。

今回投稿に寄せられたのは、以前取材した「FOOD & TIME ISETAN(以下、フード&タイム)」で紹介した、「COFFEE STYLE UCC(以下、コーヒースタイルUCC)」で販売している、横浜18区をイメージしたコーヒー「YOKOHAMA BLEND(以下、ヨコハマブレンド)」について。

 

お店のコンセプトは「ブレンドコーヒーの美味しさを伝える」

 
店内を覗いてみると、一番目立つ場所にありました!
 


ヨコハマブレンドっていったい何?

 
ヨコハマブレンドを作ることになった経緯やヨコハマブレンドに込められている想い、そしてキニナル味わいを調査する。
 
 
 

横浜の人に愛してもらえるブレンドコーヒー


 
まず、ヨコハマブレンドの製作秘話を、販売するユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社の長谷川幸子(はせがわ・さちこ)さんにお話をうかがった。

 

写真はお恥ずかしいとのことで、お手元のご出演

 
「横浜にお店を出すと決まって、早い段階から『ヨコハマブレンドを作ろう』と声が上がりました。例えば、『横浜』と言われて頭に浮かぶのは、横浜ランドマークタワーや横浜赤レンガ倉庫など、みなとみらいエリアの景色が多いと思うんです。ヨコハマブレンドには、そういった、“第三者から見た横浜ではなく、中から見た横浜を表現したい”という想いが込められています」と長谷川さん。

 

住みたい街ランキングでも、横浜駅から2km圏内が横浜のイメージとされている

 
長谷川さんは、「ここで働くスタッフのほとんどが横浜に住んでいて、横浜に対する愛が深いスタッフが多いです。ですので、『横浜の人に愛してもらえるブレンドコーヒーを作りたいね』と、スタッフで意見を出し合いながら作り上げています」という。

長谷川さんによると、ヨコハマブレンドを作る過程で一番時間がかかるのは、その街を理解することなのだとか。

 

現在は磯子区、金沢区、南区、青葉区、港北区、南幸(みなみさいわい)の6種類が完成!

 
「1つの区のブレンドを作る前に、その区の歴史を学んだりその街を歩いてみたり、住んでいる人の声を聞いたりしています。人や歴史が重なり溶け合って街ができるのと同じように、その街のいろいろな側面をキーワードにして、スタッフみんなで意見を出し合って味に変換しています」とのこと。

 

1杯から楽しめるドリップパック(各180円/税込み・以下同)も販売

 
「例えば磯子区は、海も山も工業地帯もある場所。自然と人工物が共存していて、その2面性を表現しました。野性味と混沌さをそのまま表現しているので、ある意味まとまっていないことも美味しさと感じていただけるようにブレンドしています。私が磯子区在住なので、一番最初に磯子区を作りました」と話す。

“伝統”や“憧れ”、“キラキラ”や“ディープ”などのキーワードを、“酸味”や“苦味”、“明るさ”や“軽さ”などの味に変換して配合を考えるそうだ。
 


区名の隣に記載されている数字が配合の割合

 
横浜愛に富んだヨコハマブレンドは、それらを手に取るお客さんとの会話にも違いがあるという。

「コーヒーの話だけだと、美味しさを生み出す難しい談義のようになってしまうんです。ですがヨコハマブレンドの話になると、『今は東京に住んでいるけど昔は南区に住んでいた』『戸塚区はないの?』と温かくて人間味のある会話が生まれるんです。想定していたよりずっと多くのお客様に反応していただいて、逆にこちらから『戸塚区ってどんな場所なんですか?』と質問させていただくこともあります」と長谷川さん。

 

5種類を楽しめる「ヨコハマアソートセット(1200円)」も


レジも18区に対応していて嬉しい

 
最後に長谷川さんは、「コーヒーは飲む人をリラックスさせたり、会話の潤滑油だと思っています。ヨコハマブレンドを通して横浜に興味を持っていただいたり、『こんなコーヒーがあってね』と雑談のネタにしていただけたら嬉しく思います。これから時間をかけて残りの12区を理解して、横浜18区を完成させたいと思います」と話してくれた。

愛を持って作り込まれたヨコハマブレンド。いったいどんな味がするのだろうか?
現在販売されている、磯子区、金沢区、南区、青葉区、港北区、南幸の6種類を飲み比べてみた。