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生まれ変わった重慶飯店本館! 60年の歴史を詰め込んだ内装と金色のエレベーター

生まれ変わった重慶飯店本館! 60年の歴史を詰め込んだ内装と金色のエレベーター

ココがキニナル!

重慶飯店本館が2018年10月10日にリニューアルオープン。2階建てから7階建てに変身した姿とは!(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

2017(平成29)年4月から始まった「重慶飯店本館」の建て替え工事。
 


1959(昭和34)年創業の重慶飯店本館

 
2019年に創業60周年を迎えることを契機に、約1年半を経て生まれ変わった。その姿がこちら!
 


デ・・・デカイ!!

 
間近で見ると空を見上げるほどの高さ。黄金色を身にまとい、
 


「重慶飯店」のロゴマークをふんだんにあしらったデザイン

 
高級ホテルのような雰囲気さえあり、重慶飯店の旗艦店(きかんてん)と呼ぶにふさわしい装いだ。総席数は220席、以前に比べて約2倍の広さを実現した。
 


その存在感は一目瞭然

 
地上7階建ての外装を手がけたのは、香港の有名デザイナーAlan Chan(アラン・チャン)氏。ロゴが刻まれた赤い部分は日本の伝統的な「帯」にインスピレーションを受け、「日本とアジアを繋ぎ、包み込む」というメッセージが込められているという。

外観だけでもかなりのインパクトがあるが、中はいったいどのようになっているのだろうか。2018年10月10日のグランドオープンを前に見学させていただいた。
 
 
 

金色のエレベーター


 
入口はエントランスロビー側と売店側の2ヶ所に設置。
 


横浜中華街パーキング側の売店

 
エントランスロビー側では、2018(平成30)年7月末に閉店した別館の入口に飾られていた獅子が出迎えてくれる。
 


お久しぶりです

 
さっそく懐かしい気持ちになったところで、いざ入店! まず目に飛び込んできたのは煌びやかなエレベーター。
 


ピンクゴールドに近い色


エレベーター内は金色の装い

 
乗るだけで特別な人間になったような気分になれるので、このエレベーターに乗ることを目的に足を運んでもいいかもしれない。

今回店内を案内してくださるのは、別館で支配人を務めていた石川雅士(いしかわ・まさし)さん。
 


生まれ変わった本館でも支配人として重慶飯店を盛り上げる

 
石川支配人の隣でドスンと構えるのは、別館で使用されていた重慶飯店の大きなロゴマーク。こちらは、エントランスロビーから2階のダイニングへ続く階段に設置されている。
 


思い出とともに本館へ引き継いだ(写真は別館

 
2階のダイニングフロアはランチタイムなどの一般利用で一番お世話になりそう。
 


ダイニングは全54席


テーブル席に利用されている椅子は別館2階の個室で利用されていたもの

 
ゆったりと座れるソファ席もあり、小さなお子さんを連れた方やグループでの利用もできそうだ。
 


奥の鏡も別館からお引越し

 
日替わりのランチメニューは1500円(税別)、7種類ほどを提供する予定。老舗の味のコストパフォーマンスに期待したい。

続いて3階へ。
2階から上はすべて個室で、3階は新たに導入される本館限定の「四川火鍋メニュー」を楽しめるつくり。店名にもある中国の重慶市は火鍋発祥の地ということで、新メニューに取り入れる運びとなったそう。(火鍋は平日のディナーと土日祝の終日提供)
 


9つの個室からなるフロア


室料は3564円(税・サービス料込み)

 
ちなみに石川支配人は3階が一番好きなんだとか。
 


テーブルには火鍋用のIHコンロを設置

 
火鍋セットは2名から注文でき、4200円、5500円、7000円(各税別・サービス料込み/以下同)のメニューを用意。
 


重慶火鍋セット(4200円)、お肉はラム肉!


立ち上る湯気を吸い込む換気口も

 
麻辣スープ・薬膳白湯スープ・上湯スープ・トマトスープから2種類のスープを選ぶことができるそうだが、ここはやはり麻辣スープの大辛に挑戦して汗だくになりたい。

新しいサービスの中にも、これまでの重慶飯店を感じられる粋な計らいを発見! 丁寧に愛情をかけられてきた調度品からは創業60年の重みを肌で感じられる。
 


各個室には別館2階で利用していたプレートを取り付けるそう

 
続く4階は厨房となっており、5階から7階までは外観で言うと黄金色から黒色に変わる部分。
 


メイン通りからは見られない景色を楽しめる

 
5階バンケットフロアは最大60席の利用が可能、プロジェクター設備も整っているので、お祝い事や会議などさまざまなシーンに活躍しそうだ。室料は2万3760円(税・サービス料込み/以下同)。
 


5階フロアは竹の壁紙

 
6階は創設者、李海天(り・かいてん)氏の奥様、呉延信(ご えんしん)さんをイメージした個室フロア。呉延信さんが好きだったバラの壁紙によって、フロアに降り立った瞬間からお姫様になったよう。
 


別館2階の個室で使用していたシャンデリア

 
同フロアには、本館開業時に呉延信さんが仕入れたシャンデリアが飾られている部屋もあり、「こういう場所で女子会ができるようになりたい」と憧れを抱くようなつくりだった。
 


室料1万1880円でお姫様会を開催したい方はぜひ!

 
最後に最上階の「貴賓室」へ。
 


創設者、海天氏をイメージしたフロア。緑色の獅子は別館から


海天氏の名から海(青色)と天(金色)を表現している

 
こちらの白い円卓、横浜中華街では最大級のドーナツ型テーブルで最大22名が一堂に会す。ドーナツの中央部分にサービススタッフを配置し、特別な時間をさらに特別に感じられる演出をしてくれるのだとか。
 


おもてなしスタッフの出入り口も完備


別館の特別室で使用していた箸置きと絵皿


別館から引き継いだ調度品が貴賓室を格調高く仕上げている


小さなバースペースでウェルカムドリンクも

 
室料は3万5640円と、筆者のような一般庶民からしたら目玉が飛び出る寸前の金額。でも、両親の金婚式や結婚式を挙げないカップルの両家お食事会など、人生の中で重要な場面にはうってつけのお部屋かもしれない。
プロジェクターもあるので、メモリアルムービーなんか作って流したら5割増くらいで感動しそう。
 


いつかのマイメモリアルを想像しながら地上へ戻る

 
もともと本館で使用していたもの、別館から引き継いだもの、リニューアルを機に新調したもの、その全てがちょうど良い具合に融合していた。
 


夜の雰囲気も豪華でした

 
外観だけ見ると圧倒的な姿に尻込みしてしまいそうだが、お馴染みのスタッフがきっと笑顔で出迎えてくれるだろう。
キニナル方はぜひ金色のエレベーターに乗ってみてほしい。
 
 
ー終わりー
 
 
重慶飯店 横浜中華街 本館
2018年10月10日グランドオープン
住所/神奈川県横浜市中区山下町164
電話/045-641-8288
営業時間/午前11時30分~午後3時30分(L.O. 午後2時30分)、午後5時30分~午後10時(L.O. 午後9時)
※土日祝は午前11時30分~午後10時(L.O. 午後9時)
https://www.jukeihanten.com/

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  • 別館のランチは980円でした。せめて1200円くらいだと助かるのですが。

  • 絶対に入れそうにない高級コース専用部屋(?)まで画像があって良かった。取材のみで高級コース料理は食べれなかったご様子ですが、ありがとうございました。

  • 公式サイトだとランチ2500円~の記載でしたが、1500円のもあるならリーズナブルにいただけそうですね。

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