完走ランナーに聞いた、横浜マラソンの魅力とは? 当日の沿道をレポート!
ココがキニナル!
2018横浜マラソンではどんな方が走るのでしょうか?ランナーへの取材をお願いします。(おしえないさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
各給水所でのパフォーマンスが、多くの選手の背中を押した横浜マラソン大会。完走ランナーへのインタビューでは、都市をあげてのおもてなしが参加者の心をつかんでいた!
ライター:はまれぽ編集部
2018(平成30)年10月28日、約2年7ヶ月ぶりとなる「横浜マラソン2018」が開催された!
はまれぽも走る!
はまれぽ編集部からは、ライター・ツノオリがランナーとして出場。フルマラソンに初挑戦した。
その奮闘ぶりは後日お伝えするとして、今回は完走ランナーたちへのインタビューや、選手からも好評を博していた、沿道で繰り広げられる「給水パフォーマンス」や「ラッキー給食」など、大会全体の様子をお届けする。
2万8000人が横浜に集結
午前6時半のJR桜木町駅は、大会へ参加するランナーたちでひしめき合っていた。
受付け会場であるパシフィコ横浜に向けて、ぞろぞろと移動する選手たち
日曜日の朝とは思えぬ異様な光景に、横浜マラソンが特別なイベントなのだという実感が湧いてくる。
道路を覆いつくす人の波!
パシフィコ横浜からスタート地点であるみなとみらい大橋に向かう道中も、この行列。「2万8000人が参加」という数字の大きさを改めて見せつけられた。
そしてすべてのランナーがスタート位置についたのち、林文子市長の手によってスタートの号砲が鳴らされた。
一斉に駆け出すランナー!
マラソンはスタートダッシュを競う競技ではないとはいえ、記録を狙う先頭集団はものすごいスピードで飛び出していく。
だが、マラソンに参加するのは2万8000人。ランナーのスタート地点は各ブロックに分けられており、Aグループから順番にスタートしていく仕組みになっている。
押し合いや混乱が起きないように少しずつ前進してスタートしていき、最後尾のグループが走り始めたのは約30分後のことだった。
スタート地点までの行列を進む後続のランナーたち
その後、ランナーたちはみなとみらいを抜けて、金沢区方向へ南下。横浜南部市場で折り返してパシフィコ横浜へ帰ってくることになる。
横浜沿岸部の景色を堪能できるコース設定だ
選手の背中を押す応援!
スタートした選手たちは、みなとみらいを駆け抜けていく。
神奈川県庁前のカーブに大量のランナーが殺到。転倒注意!
コースには計18ヶ所の給水所(エイド)が用意されており、それぞれの場所で選手を応援する給水パフォーマンスが繰り広げられていた。
最初のパフォーマンスは、第1給水所(象の鼻パーク前)の「キッズチアダンス」!
ほかのマラソン大会と比べて「横浜マラソンならではの魅力」との声も多いパフォーマンス。各ランナーの背中を押し、完走への助けになっているようだった。
第12給水所のサンバカーニバルが陽気に応援!
「取材の疲れも吹き飛びます」(編集部・小島談)
「ハマこい」という演舞のパフォーマンスや・・・
チアダンスが選手を後押しする
また、給水パフォーマンス以外にも、沿道ではさまざまな人たちがランナーに声援を送る。どの選手にも「負けるな!」「がんばれ!」と声が掛かり、応援を受けた選手は心なしか足取りが軽くなっているよう。
地元少年野球チームは元気いっぱいにランナーを鼓舞
事業所が総出で応援部隊となる会社も
季節柄、ハロウィン衣装での応援も多かった
だが、すべての選手が完走できるわけではない。コース上にはフィニッシュを含めて13ヶ所の関門があり、既定のタイムで通過できなければそこでリタイアとなってしまう。
時間超過により、閉じられてしまった関門
関門が締め切られる直前には、ギリギリのランナーが駆け込んでくることになる。もちろん、間に合う人もいれば間に合わない人も。
そんな時にも沿道の観客からは「もう少しだよ」「がんばって!」などの声援や、リタイアした選手にも「よく頑張った!」と声が掛けられていた。
間に合わなかった選手にも惜しみない拍手が送られる