完走ランナーに聞いた、横浜マラソンの魅力とは? 当日の沿道をレポート!
ココがキニナル!
2018横浜マラソンではどんな方が走るのでしょうか?ランナーへの取材をお願いします。(おしえないさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
各給水所でのパフォーマンスが、多くの選手の背中を押した横浜マラソン大会。完走ランナーへのインタビューでは、都市をあげてのおもてなしが参加者の心をつかんでいた!
ライター:はまれぽ編集部
ラッキー給食にも遭遇! そしてゴールへ
完走を目指すランナーにとってうれしいおやつが、給水所で配られる「給食」。体力を消耗し続けるマラソン中にふさわしく、エネルギーを素早く補給できる甘いものが多かった。さらに、時間帯限定で食べられるのが人気の「ラッキー給食」だ。
第15給水所で配布していた給食は「アンパン」だったが・・・
午後1時、「ラッキー給食」が開始!
登場したのは崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」!
横浜らしいサプライズのラッキー給食に、ランナーたちは夢中になっていた。
シウマイに選手が殺到する
そんな応援や給食に支えられながら、横浜を掛ける2万8000人のランナーたちは南部市場を折り返し、首都高から本牧ふ頭方向へ戻ってくる。普段は車しか入ることのできない高速道路上を自分の足で走ることができる貴重な機会だ。
首都高の高架下を駆け抜けるランナー集団は圧巻
見晴らしの良い高速道路上だが、マラソンコースでは鬼門でもある
比較的アップダウンの少ない横浜マラソンのコース上で、高速道路は特に勾配がきつく、多くのランナーの体力を奪う難関。一般の人は沿道に立ち入ることもできないため、各地点に救護用のバスが準備されていた。
首都高を切り抜けられれば、ゴールへの希望が見えてくる
高速道路上のランナーと、折り返したランナーが行きかう
横浜港シンボルタワーを折り返したら、あとはゴールへ一直線!
ここまでくると、特に市民ランナーたちも精神力との勝負。沿道からの応援にも熱が入る。
横浜マリンタワーが難関を乗り越えたランナーたちを見守る
横浜ランドマークタワーが見えれば、みなとみらいまであと少し!
そして、パシフィコ横浜に設けられたフィニッシュゲートをくぐれば、見事横浜マラソン完走だ。
お疲れさまでした!
横浜マラソンでは、専用のアプリで選手の現在位置やタイムが確認できるシステムを導入している。沿道での応援に迷うことなく、完走後のタイムもすぐに確認できるのでとても便利だった。
どこにいるのか一目でわかる
完走選手に聞く、横浜マラソンの魅力とは?
42.195kmを駆け抜けた選手は、そのままメダルや完走記念のタオルを受け取りに向かうことになるが、皆さんくたくたの様子。
大変お疲れのところ恐縮しながら、見事走り抜けたランナーにインタビューを敢行した。
埼玉からお越しのみづほさんは、マラソン歴7年
横浜マラソンは初参加だというみづほさんは、4時間30分のタイムで完走。大会の魅力を伺うと「(ほかの大会と比べて)給水所でのパフォーマンスがすごかったです」とのことで、応援に勇気づけられる場面も多かったようだ。
「横浜の海やおしゃれな街並みなど、景色がいいのもおすすめポイント」と教えてもらえた。
市民マラソン名物、着ぐるみランナーの姿も!
ディズニーアニメ「スティッチ」の着ぐるみに身を包んだ中山さんは、埼玉県所沢から横浜マラソンに参戦。着ぐるみというあまりにも重いハンディキャップを背負いながらも、4時間17分の好タイムで完走できたのは、さすがマラソン歴20年のベテランといったところ。
「いろんな大会で走っていますが、横浜マラソンはエイド(給水所)のパフォーマンスがすごい。この格好をしているとたくさんの人に応援してもらえるので、声援にはとても助けられました」と話してくださった。
また、どうしてもキニなったのがこちらのお二人!
タキシードとウエディングドレス(風の衣装)で見事完走!
たかふみさんとゆりこさんのカップルは、なんと一週間前に結婚式を挙げたばかりの新婚さん! ランニングサークルで出会ったという二人は、中止になった昨年の横浜マラソンにも2人で出場予定だった。それから1年、見事交際もマラソンもゴールインを果たした。
たかふみさんは過去の大会にも出場しており、当時と比べても給水所や給食が増えていて驚いたそう。今回は沿道からも祝福の声が絶えなかったそうで、応援の声が横浜マラソンの魅力と感じたそうだ。
2017(平成29)年の大会に出場予定だった選手には、2枚のメダルが贈られた
多くのボランティアや関係者の協力があって運営されている横浜マラソン。都市を挙げての歓迎と応援は、ランナーたちにとっても魅力的なものになっているようだ。
取材を終えて
横浜マラソンでフルマラソンの部が設けられたのは、2015(平成27)年から。2017年を除けば、実はまだ3回目の開催だ。
それでも、2万8000人のランナーのうち2万1000人が、昨年の大会中止からのリベンジで参加しているということは、それだけ大会としての魅力的なものになりつつあるといえる。それを支えているのは、各給水所やパフォーマンスなどで力を尽くした横浜市民をはじめとした人々にほかならない。
大勢の関係者が、運営に奔走していた
ランナーとして参加したはまれぽ編集部のツノオリも、沿道の応援の力強さを身をもって体験したようだ。
果たしてツノオリは完走できたのか?
その挑戦の模様は、当日レポートの後編でお伝えする!
ーつづくー
みっきさん
2018年11月01日 00時30分
走りました!残念ながら、37kmで足が壊れリタイヤ。。。でも、沿道の皆様、特に子供たちの応援が励みになりました!来年もエントリーします
PCさん
2018年10月30日 07時50分
「ツノオリ」が一瞬「オツオリ」に見えた…