速報!横浜公式みやげに登録された「みなとねこ」に、新作「トリュフショコラ編」が登場!
ココがキニナル!
2018(平成30)年末に横浜土産「横濱001」認定を受けた「みなとねこスイートポテト編」の新作が出る!真っ先に食いたい!どこよりも早く載せたい!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
新作「トリュフショコラ編」は豊潤なカカオの香りが楽しめる濃厚なチョコレートケーキ!期待を裏切らない完成度のスイーツ。2019年4月10日から新横浜駅キュービックプラザ内グランドキヨスクで発売!
ライター:濱絵美
以前「はまれぽ」で紹介した、「みなとねこスイートポテト編」。しっとり滑らかな舌触りとミルキーで優しい甘さのスイートポテトは、一度食べたことがある人なら想像するだけでヨダレが・・・おっと失礼。その記憶に残る美味しさと、バーの町として君臨する、吉田町が生んだオンリーワン商品ということが評価され、2018(平成30)年末に「ヨコハマ・グッズ001」に認定されるという快挙を成し遂げた!
「みなとねこスイートポテト編」、はまれぽ、だぁい好き!(過去記事より)
前回このお菓子を世に送り出した吉田町のバー「BarreL PoD(バレル ポッド)」へ取材に伺って以来・・・。
「みなとねこスイートポテト編」の続編は何味だろうな―・・・と、お腹が減るたびに勝手に味を予想していた「はまれぽ編集部」。取材から9ヶ月の時を経て、一通のメールが舞い込んだ。
「前回予想していただいた続編の味ですが・・・『みなとねこトリュフショコラ編』になりました。公式発表と、販売前にひと足早く、お知らせしました」
なぬ?ひと足早くだとう?
公式発表前&販売前に、あの激うまスイーツを食える・・・あっ、間違った。取材できるではないか?
ということで「うわばみ」レベルに酒が好きな「はまれぽ」酒飲みライター濱と、前回の取材に行ったにもかかわらず、続編の味の予想をすべて外した「はまれぽ」おばさん編集・吉田が「BarreL PoD(バレル ポッド)」のドアを叩いた。
新しい仲間は「みなとねこトリュフショコラ編」だよ!
みなとねこシリーズ新作にも「みなとねこ」ちゃんが登場するパッケージ
続編が出たらこんな味?と、妄想していた、はまれぽ編集部の予想を大きく覆した新作は「みなとねこトリュフショコラ編」。「みなとねこ」ちゃんがちょこっと肉球を見せつつ「食べたいよう」という表情をしているパッケージが可愛すぎる。
箱だけではなく、一つひとつの包装にも「みなとねこ」ちゃん
箱を開けて配ることの多いお土産は、個別包装されている方がありがたい。個別包装のパッケージにも、「みなとねこ」ちゃんを登場させた丁寧な仕事に思わずうなる。やはり横浜公式のお土産として認められるだけあるなぁ!
ほっこりとしたやさしいビジュアルは前回の「スイートポテト編」に近い
いざ実食!と袋を開けた瞬間に鼻をくすぐるチョコレートの上品な香り・・・。これは濃厚なタイプに違いない。
カット時にズシリと感じた密度に期待が高まる
チョコレートは女性や子どもが好むイメージがあるが、お酒との相性も抜群。バーのおつまみとしてもスタンダードだ。バーテンダーとソムリエがいる「BarreL PoD」は、お酒とチョコレートのマリアージュを完璧に掴んでいる訳で、そんな店が作ったチョコレートスイーツ。これは期待が高まる・・・!
それでは、どこよりも早く「はまれぽ編集部」が実食させていただく。
お酒大好きライター濱が実食!
「いただきまーす」と一口食べた瞬間、ライター濱の口から出た言葉は「ウイスキーかブランデーが欲しい」。チョコレートの豊潤な香りと、濃厚な味わいを引き立てる甘み。何ともお酒が欲しくなる大人な味わいではないか!甘さはしっかり感じるものの、チョコレートのビターな一面が、それを引き締める。後味も爽やかなため、つい後を引いてしまう上、お酒だけではなくコーヒーや紅茶とも相性よし。オフィスでもプライベートでも楽しめる一品だ。
酒が欲しい、と絶叫した濱に、前回取材時に、はまれぽ編集部の女子たちをざわつかせたイケメン、株式会社バレルポッドの原田将樹(はらだ・まさき)代表取締役社長・CEOは
「実はその言葉が今回のテーマなんですよ」とうれしそう。
酒飲みから子どもまで「美味しい」と言わせるスイーツを作ろう!
ちなみに、誰でも彼でも「お菓子を作ってみたんです、横浜のおみやげでーす!」・・・と、勝手に売り歩くわけにはいかない。「みなとねこ」が横浜公式認定の横浜みやげになったのは、「ヨコハマ・グッズ001」の厳しい審査を通り「このスイーツなら横浜みやげとしてふさわしい」という認定をいただけたからこそ。
飲食店の営業は想像以上に厳しい環境(特に「バレル ポッド」は午後6時から午前5時という営業時間)の中、何度も関係者と打ち合わせを重ね、形にし、更に認定が通ったときには、心の底からうれしかったそうだ。
「これで胸を張って横浜のお土産です、って言えますからね」と原田さん。
認定されるだけあり、「みなとねこスイートポテト編」は2018(平成30)年6月の発売から1ヶか月で1000箱以上販売されたのだそう。確かにあの滑らかでしっとりとしたクオリティの高いスイーツは、評判を呼んで当然だろう。そんな「みなとねこ」の続編を作るには、かなりプレッシャーがあったのでは?
という訳で「みなとねこトリュフショコラ編」が完成するに至るまでの秘話を伺った。
向かって左からバーテンダー&ソムリエの倉本淳哉(くらもと・じゅんや)事業本部長と原田将樹社長
やはり続編を望む声は多かったのだろうか?
「ありがたいことにキヨスクさんから『第2弾として続くものを作って欲しい』とお声掛けいただいて。スイートポテト編とは、違うテイストのスイーツを作ることにしました」と倉本さん。
前回のようにカクテルのメニューに使われる素材で「横浜や神奈川産」のフルーツを使ったお菓子になるのでは~・・・と、はまれぽ編集部では勝手に予想していたのだが、そういったことも、きちんと視野に入れつつ、よくよく考えたのだそう。
トリュフショコラ編(左)とスイートポテト編
チョコレート菓子のお土産は各地方に多く存在するだけに、求められるハードルは自ずと高くなる。それでも敢えてチョコレートに挑んだ理由は?
「新作の味は悩みました。お菓子会社の人と打ち合わせを繰り返し、工場に何度も足を運びました。和菓子も考えたんですよ。でも『バー発祥の街、横浜のスイーツ』に『和菓子』は、ちょっとミスマッチかなと(笑)。『バーの雰囲気とお酒に合うスイーツ』で『子どもからご年配の方まで美味しく食べられる』というところにフォーカスをして検討した結果、チョコレートを使った『トリュフショコラ』になりました。
チョコレートはカクテルのメニューにもあるし、そこは前回の『ポテト』と共通していますね」
バーの営業をしながら「みなとねこ」の続編に尽力していた2人
「みなとねこトリュフショコラ編」は1箱4個入り(1080円/税込み)。購入しやすい金額は嬉しいけれど、会社の同僚に配るときには、もう少し量が欲しいかも?
「確かに『安くて個数の多いものの方が売れるよ』という声もいただきました。でも第2弾でいきなり路線を変えるのもなぁと思い、前回同様、量より、質にこだわりました。第3弾はどうなるかわかりませんけどね(笑)」
原田さん「横浜にあるバーが作っているスイーツだからこそ、味に妥協はしたくない」