神奈川大学の絶景学食やカフェは一般利用可能でコスパ高すぎ!
ココがキニナル!
神奈川大学は地域に開かれていて、食堂などの施設は誰でも利用出来るそう。でも勝手に入っていい? 2021年開設の「みなとみらいキャンパス」がキニなります。(ねこぼくさん/soraさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
神奈川大学「白楽キャンパス」は確かに開かれた過ぎたキャンパスだった!スイーツショップや絶景レストランが地元の人に人気。2021年(予定)には、みなとみらい21に新キャンパスが登場。どこまで開かれる?
ライター:のなかあき子
投稿にあった事実を確認するために、JR東神奈川駅から、バスに乗って神奈川大学(以下、神大)の「横浜キャンパス」へ。最寄りのバス停「神奈川大学入口」で下車し、人の流れがある方向に進む。
各種身分証を用意していざ大学へ!
街の中にキャンパスがある?
不審者と思われないよう、免許証、保険証、はまれぽステッカー・・・各種身分証明書を持参している。これで校門突破できるだろうか。私、学生の保護者くらいの年齢なので「子どもの受験の下見に」とでもいえば、通報されることはないだろう、と思いたい。
地元民や学生とは違う、キニナる動きをしていたのだろうか。大学のガードマンに「ネパール料理屋を右に。坂を登ってください」と声をかけられた。バッグの中の身分証を確認しつつ、指示された坂を登る。
洋品店の先にあるのは、大学の校舎?
スクールゾーンにも神大の施設が
あれ・・・大学の敷地内に入って覚えがないのに神大の施設が現れた。神大には、校門が存在しないのだろうか?
ここが正門らしい
・・・たぶん
正門らしき場所を発見した。しかし、特に身分証明書の提示を求められることはなかった。念のため「こんにちは」と警備の方に声をかけたところ、笑顔で会釈を返してくれただけだった。いい意味で拍子抜け。「開かれている」という投稿は本当だった。
いつの間にか大学の敷地に入っていた感じ
学内で犬の散歩をする人も!
校内を案内してくれるのは、広報部広報課の高師健太朗(たかし・けんたろう)さん。開放的な大学である理由について伺いながら、一般開放施設を巡る。川崎市出身の高師さんは、神大法学部の卒業生。学生・教職員、両方の立場から神大を知る方である。
トライアスロン部出身、元アスリート!
「一般の方のご利用ですか、もちろん歓迎です。学内で犬の散歩をしている地域の方もいますよ。幼稚園の送迎で通る方もいます」と高師さん。
神奈川大学見取り図
大学ありきの街ではなく、古くからある街の中に大学ができた。確かに正門はあるが、通常の大学のようにしっかり囲われてはいない。街の中にキャンパスがあり、自然と地域と交流がある大学になった。この街で一人暮らししている学生も多く、街、大学、住まいが共にある。セキュリティ的にも、問題が起きたことはないという。
みなとみらいが見える絶景レストラン
学食も地域に開かれている。まずは、1号館8階の食堂「801食堂」へ案内していただいた。ちょっとお値段が高めなので、学生よりも教職員や地域の方に人気だという。
「10年前、私が学生だった頃は夜も営業していて、ボトルキープもできたようです」と高師さん。教職員の方々向けの、夜景が見えるバーとしても利用されていたのだ。
昔はバー営業もしていた「801食堂」
高いといっても、ヘルシーな和食の「神大健美膳」がドリンク付きで650円(税込)だから、通常の飲食店と比べればお得な料金設定だ。しかも眺望付き。
ヘルシーな小鉢に、ご飯とお味噌汁がつく
みなとみらい地域を一望!
同じフロアには、盛り放題のカレーランチを提供する「806食堂」もある。
左801では眺望を、右806ではガッツリカレー!
盛り放題のカレー、サラダ&スープ付きでワンコインの500円(税込)。こちらはガッツリ食べたい学生に人気だそうだ。ちなみに21号館には「マクドナルド」まである!