みなとみらいに「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」が開業!あのアパ社長の姿も!
ココがキニナル!
9月20日にみなとみらいにオープンしたアパホテル。オープン当日は開業披露式典などあるらしい。ホテルの内部はどんな感じかキニナル(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
オープン当日に行われた開業披露式典には、アパ社長も出席。アーバンリゾートホテルを謳う、みなとみらいのアパホテルは、地上35階からの眺望、屋外プール、お風呂に癒されながらリゾート気分を味わえそうだ
ライター:池田 恵美子
みなとみらい線「馬車道駅」から徒歩3分の〈横浜ベイタワー〉
アジア初開催のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が開幕した9月20日、ホテルチェーン大手のアパグループ(東京都港区)は、国内のアパホテルで最大規模の「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉(アパホテルNo.302)」を、みなとみらい21地区に隣接する中区海岸通に開業した。
最寄り駅のみなとみらい線の「馬車道」から徒歩約3分、JR線・市営地下鉄「桜木町駅」からも徒歩約9分、JR・市営地下鉄「関内駅」からは徒歩10分の立地にあり、付近には、横浜赤レンガ倉庫、横浜中華街、横浜スタジアム、横浜ランドマークタワーなどの観光名所も徒歩圏内にある。
みなとみらい線「馬車道駅」4番出口(万国橋口)が最短ルート
取材日はオープン当日、この日は朝9時からの近隣の人達を対象とした内覧会と開業披露式典が行われた。
横浜第二合同庁舎の先に見える「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」
馬車道駅4番(万国橋口)を出て左に進むと、趣のある横浜第二合同庁舎が目に入る。
その先に約135メートルの高さを誇る地上35階・地下2階建の「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」が見えてくる。
2311部屋の客室を有するホテルは、大浴場や露天風呂、屋外プールに加え、最上階の展望レストランを含む5つのレストラン、カフェが設置されている。
地上35階の高層ホテル
入口にはアパホテルのロゴ
アパ社長も登場した開業披露式典
受付を済ませホテルに入ると、ロビーはすでに、胸にピンクと赤の花リボンを付けた大勢の関係者で賑わっていた。フロント脇にはアパホテルで最大数の真新しい18台の自動チェックイン機も出番を待っていた。
横浜ベイタワーの受付スタッフ。忙しげに動いている
アパホテル最大数の自動チェックインカウンター
1階ロビーで開業記念記者発表が行われ、元谷外志雄(もとや・としお)アパグループ代表と、帽子がトレードマークの元谷芙美子(もとや・ふみこ)アパホテル社長が登場。
アパグループの元谷外志雄代表(左)とアパホテルの元谷芙美子社長
外志雄アパグループ代表は、横浜に進出した理由を次のように述べた。
「横浜へ来る観光客は、泊まらずに日帰りする人々が多いそうですが、それは、宿泊先が少ないからで、潜在的な需要は大きいです。当面、(一部の)部屋は開業記念特別価格で提供していますので大変ですが、稼働率95%を目指します。大浴場、露天風呂、野外温水プールを備えたアーバンリゾートホテルとして、観光客、ビジネスマン、住民らに滞在そのものを楽しんでいただけるでしょう」と力を込めた。
また、「カジノという博打ができるかもしれないと聞いていますが、そういうお客は良い宿泊施設には泊まりません」と、横浜で話題に上っているIR問題にも触れた。
「私の話は長くなるんです」という外志雄アパグループ代表に続いて、芙美子アパホテル社長は、「おもてなしの気持ちでお客様をお迎えし、サービスの向上に努めます」とホスピタリティを強調した。
「おもてなしの気持ちでサービスの向上」と芙美子社長
記者会見終了後は、1階のメインエントランスでテープカット。代表の隣には、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致反対を表明している“ハマのドン”こと藤木幸夫(ふじき・ゆきお)横浜港運協会会長の姿もあった。
メインエントランスで行われたテープカット
「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」は、みなとみらいの地で、観光客や住民などに、滞在そのものを楽しんでもらえるようなリゾートホテルを目指しているようだ。そんな、リゾートホテルの施設はどのようになっているのだろう。内覧会に来た地元の人達の感想を交えて、施設の様子をお届けする。