【1日限定4食】都筑区東山田「湯島寿司」のカマトロ丼を食べてきた!
ココがキニナル!
グリーンライン東山田にある湯島寿司の1日4食限定カマトロ丼(1000円)が気になります。カマトロとはどんな部位なのか気になります。(ゆーたろうさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
マグロ1匹から2つしか取れないカマトロを贅沢に使ったカマトロ丼は、利益度外視の絶品だった。ランチ限定メニューで土日はすぐになくなってしまうので、食べたいなら平日に行くのがおすすめ。
ライター:はまれぽ編集部
横浜市営地下鉄グリーンライン「東山田」駅。
「ひがしやまだ」と読んだ読者諸賢は、きっと地元の方々に鬼の形相で愚か者と罵られるか、冷ややかに嘲笑われるかのどちらかだろう。
2駅となりの「日吉本町」在住である筆者は、むろんそのどちらでもない。正確に「ひがしやまた」と読むことができる。
さてそんな東山田に、「1日限定4食のカマトロ丼を出す寿司店がある」とのキニナル投稿が寄せられた。無類の寿司好きである編集部・小島を差し置いて、早速、「近いから」という口実を盾に取って投稿にある「湯島寿司」に向かった。
湯島寿司
グリーンライン東山田(ひがしやまた)駅
「湯島寿司」は、横浜市営地下鉄グリーンラインの東山田駅から歩いて3分ほどのところにある。
近隣住民以外は、何か特別な用事でもない限り降り立つことはないと思えるほど、ひたすら住宅や田畑の並ぶのどかな場所である。要するに何もない場所である(こんなことを言うとそれこそ地元の方々に怒られるだろうか)。
そんなことを思いながら県道102号沿いを歩いていると、すぐに大きな看板が目に入ってきた。
駐車場もある(停められるのは4台まで)
いかにも「お寿司屋さん」といった店構えだ
午前11時。開店まではまだ30分あるが、戸を開けて声をかけると、開店準備で忙しいなか快く取材に応じてくれた。まずはざっと店内の様子を見させてもらう。
入り口を入るとカウンター席が並ぶ
左手には4人掛けのテーブル席
右手には掘りごたつのお座敷が
16席分。カウンター、テーブル席と合わせると全28席
寿司といえば専ら回転寿司にしか行かない(行けない)筆者としては、いわゆる本格的な「お寿司屋さん」に少々たじろぎながらも、内心とてもワクワクしていた。
そういう寿司店に行くとなると、慣れていない人ならば、少なからず緊張が伴うことが多かろう。しかし、「湯島寿司」においてはそんな緊張感など全く無用などころか、まるで実家にいるかのような安心感さえ覚えた。
それはひとえに、この方々のおかげである。
湯島寿司を営む高橋邦昌(たかはし・くにまさ)さん(左)ご一家
湯島寿司は店主の邦昌さんと、妻のかほるさん、そして息子の祐太(ゆうた)さんの家族3人で営んでいる。祐太さんはなんとはまれぽの読者だそうだ。
このご家族の醸し出すアットホームな雰囲気に、自然とくつろいだ気分になる。気さくで気っ風のいい邦昌さんは、カメラを構える筆者に「せっかくだからこれも撮っときなよ」と厨房の奥を指して中に案内してくれた。
そこには看板メニューの穴子が。まさに仕込みの最中
そしてほどなく、煮上げたばかりの穴子を目の前に持ってきてくれた。
湯気が立ち上り、食欲をそそる甘い匂いが・・・
「これがうちの一番人気」と邦昌さん。午前11時20分。筆者の食指は生きた穴子よろしくウネウネと動いた。もはや本来の目的(カマトロ丼)を忘れてしまいそうになったが、何とかこらえてキニナル質問をぶつけた。