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首都高速・横浜北線の「馬場出入口」が開通! ETC専用の入口とは?

首都高速・横浜北線の「馬場出入口」が開通! ETC専用の入口とは?

ココがキニナル!

遅れている理由や開通時期が気になります/横浜北線に建設中の馬場インター、公開資料によると今年度中にETC専用のスマート入口としてオープンするそう(あいぼんさん、ハムエッグさん、パッチョさん)

はまれぽ調査結果!

開通した「馬場出入口」は安全性に配慮して首都高初のETC専用入口としてオープン。限られた敷地に4本のシールドトンネルを通す工事が行われ、本線開通から約3年後の2月27日に開業した。

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ライター:すがた もえ子

2017(平成29)年3月に開通した、第三京浜「横浜港北ジャンクション」から首都高速横羽線「生麦ジャンクション」をつなぐ約8.2kmの首都高速道路・横浜北線(首都高速神奈川7号)に、新しく「馬場出入口」が開通した。

馬場出入口は、横浜北線の中央部分に位置し、岸谷生麦出入口と新横浜出入口の間にできた出入口。本線開通から約3年後にオープンした理由とともに、どんな出入口になったのか、さっそく現地見学会へ参加してきた。
 


第三京浜と首都高横羽線をつなぐ横浜北線(過去記事より)

 

 
 
 

馬場入口が開通する横浜北線とは?

 
今回、2020(令和2)年2月27日(木)12時に馬場出入口が開通し、第三京浜方面、湾岸線方面の利用ができるようになった。港北区菊名近辺からの利用者を見込み、港と郊外を接続することでアクセス性の向上が期待されている。
 


馬場出入口について説明する鶴田局長

 
馬場出入口の開通について、首都高速道路株式会社神奈川建設局の鶴田和久(つるた・かずひさ)局長は、「3月22日の横浜北西線の開通により東名高速道路へ直接アクセスも可能になります」と、北西線が開通することで、より出入口周辺エリアの利便性が高まると話す。
 


第三京浜や湾岸線、北西線開通後は東名高速への利便性が向上する

 
今回開通した馬場出入口は、先行して法隆寺交差点側の入口と、第三京浜方面・湾岸線方面の出口が開通している。もう一方の内路(うつろ)交差点側の入口は現在工事中となり、2020(令和2)年内に完成を予定して作業が進められている。
 


2月27日時点では法隆寺交差点側の入口が開通し、内路交差点側は2020年内完成予定
 

写真右側の通路は内路交差点側の入口。現在は工事中

 
 
 

馬場出入口の入口はETC専用


 
馬場出入口は、投稿にもあるように首都高初の試みとなるETC専用の入口である。その理由は、首都高のETC利用率が96%であることと、すでに新横浜入口と岸谷生麦入口が開通しており、さらに馬場入口料金所の前後は合流と分流が生じるため、より安全性に配慮して利用できるようにということから。また、出口については現金車も利用可能とのこと。
 


今回運用開始になったのは、写真右の青く色分けされたETC専用の1レーンのみ

 
ちなみに上写真の一番左側のレーンは、内路交差点側の入口が開通した後にETC専用として開通する予定だ。
 


道路標識や横断幕などを通じて、ETC専用であることを案内し誘導していく
 

馬場出入口はETC専用の入口として運用される

 
料金所の真ん中のレーンについては、誤進入した車の非常用ルートになる。バーがあり車が止まるようになっており、インターホンを通して係員が対応する仕組みになっている。
 


誤進入した場合は、インターホンを押し係員の指示に従う

 
料金所通過後は、すぐに第三京浜方面と湾岸線方面へ分岐する。馬場出入口は地形的な制約などがあり、狭い空間に入り組んだ構造になっているため、青が第三京浜方面、赤が湾岸線方面と色を分けて分岐をわかりやすく案内している。
 


青と赤で色分けされた第三京浜方面と湾岸線方面の分岐点