川崎でのんびり歩きながら桜を楽しめるスポットは?
ココがキニナル!
川崎市でのんびり桜を愛でつつ散歩が楽しめるような場所はありますか?
はまれぽ調査結果!
のんびり桜散歩を楽しむなら、二ヶ領用水の水面に映る桜、鷺沼公園の大木の桜、梶ヶ谷第一公園の斜面全体がピンクに染まる桜がオススメ!
ライター:吉澤 由美子
横浜や川崎のソメイヨシノは、3月末あたりから開花しそうな雰囲気! 桜が1輪だけほころんでいるのを見つけると、春をいち早くみつけたという実感があってウキウキする。
人気のお花見スポットで賑やかに桜を楽しむのもいいけれど、桜を眺めながらのんびりお散歩するのも春らしくていい。
早咲きの寒桜や河津桜は見ごろ
川崎市の桜スポットから、水面に映る桜、寄り添う2本の桜、丘全体をピンク色に染める桜という3ヶ所を選んで桜散歩に出かけたのは、やっと気温が上がって春めいてきた3月27日(火)。
さらさら流れる春の小川で水辺の桜 二ヶ領用水
多摩川を水源に川崎市のほぼ全域を流れる二ヶ領用水。この名前は、江戸時代の川崎領と稲毛領にまたがって用水が流れていたことに由来している。用水の沿道には桜の名所が点在している。宿河原駅周辺は有名だけれど、多摩川からの取水口近くの散策路は長閑な雰囲気が桜散歩にピッタリ。
二ヶ領用水の上はアーチのように桜の枝が広がる
多摩川沿いの宿河原取水口から東名高速道路のすぐ下まで、約3kmに渡って散策路が整備され、400本の桜が植わっている。
取水口の水門から桜越しに眺めた多摩川
多摩川沿いにある「二ヶ領せせらぎ館」に掲示されていた地図。中で用水の散策マップをもらえる
最初に見つけたのは、多摩川の宿河原堰堤(えんてい)にある二ヶ領せせらぎ館前の2本のサクラ。
ご近所の方にうかがうと、「河津桜ではないか」とのこと
ピンクの色も濃く、葉が少し出ている
足元には、ひかえめに春を告げるオオイヌノフグリの鮮やかなブルー
取水口近くの桜は水面ぎりぎりまで枝を差し伸べている
ソメイヨシノではないけれど、とりあえず咲いている桜を発見してひと安心。本命の二ヶ領用水は道を渡ってすぐ向こうだ。
二ヶ領用水の土手に菜の花が咲いていた
親水護岸として整備された散策路は、土手を降りて流れの近くまで行くことができる。
橋やウッドデッキがあって、水辺をさまざまな角度から楽しめる
水辺に降りると、頭上には左右から枝を差し伸べる桜。うららかな春の陽射しの中で、今は用水としての役目を終えた流れはまさに童謡「春の小川」のよう。
つぼみがふくらみかけた時期でまだ人が少なかったせいか、コサギが何羽も姿を見せる。流れには、30センチくらいありそうなコイや20センチ程度のナマズが泳ぐ。
コサギが魚を狙っていた
細い散策路の向こうは民家が密集しているけれど、水辺はただ長閑で牧歌的な空気が流れている。
歩いていくと、JR南武線の線路が見えてきた。ガード下も遊歩道がつながっている。ここは腰をかがめないと通り抜けることができないくらい天井が低いので、下を通っている時に電車が来たら衝撃度抜群だ。
ガード下の低さを含めたこの風景には浮世離れした魅力がある
二ヶ領用水はほかにも、久地円筒分水、溝の口周辺の枝垂れなど桜の見どころが多い。のんびり水辺の桜を堪能したいという方に二ヶ領用水はオススメ。
つぼみの先端から薄っすらピンクの花弁がのぞく