横浜でおいしいオムライスが食べられるお店はどこ?
ココがキニナル!
関内地区には洋食屋が多く中でも「グリルS」のものは質・量共に圧巻。オムライスもビックリする量。何故そんなにも多い量(大食い選手権レベルじゃないけど)なんですか(bjさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
絶品オムライスが楽しめる馬車道「グリル・エス」と日吉「レストラン白鳥(はくちょう)」、保土ケ谷「ビストロひまわり」の3店を紹介
ライター:クドー・シュンサク
一風変わったオムライス「レストラン白鳥(はくちょう)」
続いては東急東横線の日吉駅にある「レストラン白鳥」。慶応大学の学生たちにこよなく愛されているというオムライスをいただくことに。
日吉駅から徒歩2分程度
おじゃまします
店内
お客さんのほぼ9割が慶応大学の学生だという「レストラン白鳥」さんは創業57年。メニューも「大学生が常連」らしくこういった仕上がりになっている。
「ジャンボ」や「スーパー」といった大盛り食べ盛り
「ジャンボ」が通常の1.5倍で「スーパー」は通常の2倍の量。「エンドウスペシャル」と「アサヒナスペシャル」は慶応の卒業生の名前を施したメニューで、その人のリクエストに応えた「スペシャル」な大盛メニュー、とのこと。
佐相信也(さそうしんや)さんは慶応学生にちょっと風変わりなマスターとして知られる
歴史の長い店なので、取材日の前日には慶応大学の卒業生が45年ぶりに店に訪れて来たという。そんな慶応大学の学生たちにとって忘れられない味のオムライスを2種、いただくことに。
でき上がりを待つ
卵のジュワッと焼ける音が厨房から聞こえてくる。ほのかに甘い香りがする。
まずは、王道のオムライスから運ばれてきた。
「レストラン白鳥」のオムライス(600円)
では
甘くしっとり焼き上げられた卵。炊飯の時点でパラパラになるよう工夫されたケチャップライスは、タマネギにチキンとポークが入った贅沢で味わい深い仕上がり。卵にかかったソースは「白鳥」特製のソースで、10種類以上の調味料や香辛料が調合されている少しスパイシーな味つけ。ぶ厚く甘い仕上がりでふっくらしたの卵と、酸味のあるスパイシーなソースとの相性がとてもクセになる味わい。一口いただくと次も次もとスプーンが進む。600円という価格もうれしい。
続いてオムカレー(700円)
では
さきほどの特製ソースではなく、カレーソースをかけたもの。
およそ14時間かけて作るというカレーソースは、専門店にもまったくひけをとらない超本格的カレー。スパイシーで甘味と辛さのバランスが秀逸。甘く仕上がった卵とこれまた抜群に合う。
味の秘密を伺った
「イメージはケーキのような甘い仕上がりの卵に、辛いソースで“あまじょっぱく”ですかね」と佐相さん。卵は個数ではなく、目盛の無いカップに数種類の調味料と溶きほぐし合わせるという調理スタイル。
型にとらわれず、美味しいものを提供するというスタイルから生まれた「レストラン白鳥」のオムライス。個性的でとてもクセになる味でした。
ごちそうさまでした。