再開発で工事中の二俣川駅南口「交通広場」、使用開始はいつ?
ココがキニナル!
再開発が進む相鉄線二俣川駅の交通広場はどう変わる? いつから使えるようになるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
2016年12月17日の相鉄線始発から供用開始予定。改札と交通広場をつなぐ階段も整備され、24時間通行可能になる。利用者も利便性向上に期待
ライター:はまれぽ編集部
交通広場の供用開始
以前はまれぽでも伝えた相鉄線二俣川駅南口の再開発事業。2014(平成26)年に工事着手し、「自然と都市が調和した魅力あるまちづくり」をコンセプトに、商業施設やオフィスビル、集合住宅を整備し、2018年の事業完了を目指している。
事業完了に先立って、バスロータリーやタクシー乗り場となる「交通広場」の供用が2016年12月17日(土)の同線始発から始まる。
現在は仮設通路を利用している
供用開始に伴い、現在駅と南口をつないでいる仮設連絡橋と2015(平成27)年10月に設置した「西友二俣川店前」の仮設バス停は閉鎖する。
供用を開始する二俣川駅南口の交通広場。取材時は工事中
12月17日以降の形態(二俣川駅南口地区市街地再開発組合ホームページより)
地元地権者らで構成する「二俣川駅南口地区市街地再開発組合」のホームページによると、再開発事業は全体で約1.9ヘクタール(1万9000平方メートル、横浜スタジアム約0.7個分)。そのうち、今回供用が始まる交通広場は約3100平方メートル。
赤丸が今回供用開始される交通広場(同)
交通広場はタクシーとバスの公共交通機関専用スペースで、一般車両やバイクの乗り入れおよび駐車・駐輪は禁止。転回する場合は現在も使用されている「仮一般車転回場」を使用する。
駐停車は禁止
転回場所は従来通り
ただ、バス降車場、タクシー乗車場が交通広場に移るので、スペースは若干広がるという。
交通広場の供用開始と併せて、二俣川駅改札フロアと交通広場をつなぐ階段も整備する。階段は24時間通行可能で、同時に設置されるエレベーターも同じく24時間使用可能だという。
現在の仮バス停は駅から200メートルほど離れているうえに、駅からバス停までは上り坂になっている。
一番遠い1番乗り場までは50メートルほど上り坂が続く
実際、駅利用者からは「バス停まで距離もあるし、雨が降った時がとにかく大変。急いで駅に向かうとき、坂で転びそうになった」というのは40代男性。
また、昨年の仮バス停設置と同時期ごろに骨折してしまったという80代女性は「車いすを使っていた時期もあるし、とにかく上り坂がつらかった。バス停が近くなるのは嬉しい」という声が挙がっていた。
「1日でも早く交通広場ができてほしい」
再開発事業にはバリアフリー対応と駅利用者の利便性・安全性向上が掲げられており、それを実現した形となる。
組合によると、2018年3月の竣工(しゅんこう)予定自体に変更はなく、「交通広場の東側では商業施設と業務・公益施設・駐車場などとの複合的展開を図り、駅利用者や市民の利便性向上と駅前のにぎわい創出を図る」としている。
再開発事業竣工後のイメージ(同)
取材を終えて
再開発事業の竣工そのものは1年以上先だが、今回の交通広場供用開始によって利用者の利便性は向上するだろう。
この事業については進捗があり次第、追って報告していく。
竣工は1年以上先
―終わり―
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幸人さん
2016年12月13日 07時16分
できれば交通広場の供用開始まで数日待って現地の様子とかリポして欲しかったなぁ〜。
マッサンさん
2016年12月13日 00時12分
どこもかしこも駅前再開発を施し、似たり寄ったりの風景に。賑わいがあり、利便性はいいに決まってる。けど、ウチの住む最寄り駅には 森と公園とカフェがあり、買い物は隣り駅で。なんていうほうがいいな。理想だな。
あさひちゃんさん
2016年12月12日 21時36分
一般車転回場も同時に整備するべき。仮の場所は警備員によってはUターンすると怒鳴る奴もおり対応もまちまち。困る。