横浜「1000ぶら」商店街探訪Vol.39 沖縄とブラジルだけが魅力じゃない、鶴見区本町通商店街で世界一周の旅!
ココがキニナル!
鶴見区本町通商店街で世界一周を目指しあえて沖縄・ブラジル以外の国を探す。フィリピン、韓国、中国、タンザニア、ペルー、タイの6ヶ国から来たものと出会う
ライター:細野 誠治
ちょっとブレイク アフリカ思索紀行~タンザニア編
車のおネーさんの熱視線に応えて連続コマ回し。気づけば息が上がってて、いつの間にかおネーさんもいなくなっていた・・・。
疲れたので、ちょっと休憩しよう。来た道を戻って喫茶店へ。
珈琲店「亜留夢(あるむ)」へ
店内はこんなにいい雰囲気あるお店
メニューと残金と地球儀を見比べて飲み物を選ぶ
よし、キリマンジャロ(タンザニア産)にしよう
店主の奥様・京子さんと。アフリカ東部・タンザニアはここっ!
<タンザニア連合共和国 United Republic of Tanzania 首都:ドドマ>
国旗および位置(Googleマップより)
面積約94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)。人口約4925万人。
通貨単位はタンザニア・シリング(1タンザニア・シリング=0.06円)
使用言語はスワヒリ語と英語(公用語)。
スクマ族、マコンデ族など約130の民族によって構成。
対日貿易額=輸出額:279億円/輸入額:192億円
在留邦人数:360人/在日タンザニア人数:343人
(参考:外務省ホームページより)
喫茶店・亜留夢(あるむ)の名前の由来は『アルプスの少女ハイジ』に登場する“アルムの山小屋”に由来。
元は若い女性が経営するお店だったが32年前、ひょんなきっかけで矢野さんご夫婦が引き継ぐことに。
そしてキリマンジャロコーヒーの名はタンザニア北東部にある山、世界遺産・キリマンジャロ国立公園から(キリマンジャロはアフリカ大陸最高峰の山。標高5895メートル!)。
キリマンジャロ、420円(残金は322円に)
中年、バナナ食べてコマ回してコーヒー飲む
日本からタンザニアまで、およそ1万1777km。たった一杯のコーヒーだけど、トンデモなく遠いところから来てるんだなーと。
何気なく店先に並んでる品物って、こうやって改めて考えるにすごい。物流ってモノすごく大きくて膨大なんだなーと・・・。
路上の視野 南米ペルーから再びアジア
すっかり、くつろいでしまった。日没までもう間もない。コーヒーをご馳走になった京子さんにお礼を言って店を後に。
すると通りのどこから香辛料のいい匂い。「どこだろう?」と再び商店街を、ぶらぶら。
いい匂いの元は、ここらしい・・・
「コキス」、ペルー系のローストチキンのお店だ!
さっそくお邪魔を。
こちらのお店は2014(平成26)年3月のオープンということで、ちょうど1年を迎えるころ。この地に店を構えたのは、鶴見には大勢の外国人が住んでいるからだそう。
来日20年のオーナー・日系の照屋恵美さん
・・・と取材を進めていても本当に美味しそうな匂いでタマラン。
残金が322円では話にならない。改めて食べに来よう。
(「細野さん、コキスの味をレポートして!」みたいなキニナル投稿、待ってます)
30席の広々店内、くつろげるソファもある
すべてのメニューがテイクアウトOK!
いいお店見つけた予感がする。マジで今度来ます。
というワケでせっかくだし、やっておきましょうか。
皆さんと。「ペルーはここだから!」
<ペルー共和国 Republic of Peru 首都:リマ>
国旗および位置(Googleマップより)
面積約129万平方キロメートル(日本の約3.4倍)。人口約3081万人。
通貨単位はヌエボ・ソル(1ヌエボ・ソル=約38.80円)
使用言語はスペイン語(ほかにケチュア語、アイマラ語など)。
国民の大多数がカトリック教徒である。
対日貿易額=輸出額:2580億円/輸入額:965億円
在留邦人数:3949人(日系人推定10万人)/在ペルー人数:4万8580人。
(参考:外務省ホームページより)
地球儀とローストチキンと私
後ろ髪引かれる思いでコキスを後に。
それにしてもフィリピン、韓国、中国、タンザニア、ペルーと5ヶ国を巡ったものの322円という残りっぷり。
(1000ぶら、やってみると分かります。300円て中途半端な金額なのよ)