平日午前2時、週末金土午前3時まで開いている横浜駅のバー&レストラン「STOVE'S」

続いて、深夜もうちょっと遅い時間まで出かけられる場所はないかと訪れたのは、同じく横浜駅西口のレストラン。
　

川沿いのバー&レストラン「STOVE'S（ストーブス）」
　

平日午前2時まで、金土は午前3時まで開店しており、ノーチャージ。
　

シェーカーを振っているのは、店長の藤田真也（ふじた・しんや）さん
　

レストランということなので「食事目的以外」でも大丈夫かをまずお尋ねしてみると「ノンアルコールのドリンクだけでも問題ないですよ」との優しい答えとともに「あまり増えてほしくはないけど」と笑った。ひとりで来るお客さんの場合はカウンターに案内することが多く「会話を楽しんでいただきたい」という思いがあるそうだ。

海外のレストランのような雰囲気のお店の中で、PCを出していいか確認すると「いいですよ」と。
　

「でもこうなっちゃうのはだめです」
　

外国の人も良く来るのでWi-Fiは用意しているが、奥の方には一部Wi-Fiが届かない席があるそう。
　

お店は、広々70席
　

電源のある席は3分の1ほど。希望すれば利用可能
　

コーヒーは一杯540円。デザートとあわせるのもオススメ
　

コーヒーを味わっていると、午後11時ごろ、バースデーソングがかかった。誰かの誕生日だろうか。
　

パチパチろうそくの、ケーキが登場
　

バースデーガールは小西由希子さん
　

「STOVE'Sはフレンドリーな雰囲気なので気軽に遊びに来る感じ」と、近くでまつ毛エクステサロン「Sundari」を営む小西さん。

そんな楽しそうなお客さんたちの横を過ぎ、奥の方の席に移動して、PCを広げてみた。
　

意外と、落ち着く
　

70席あるだけあって、誰も奥の席のことは気にしていない。

例えていうなら、渋谷のスクランブル交差点を渡っているとき、人は多いが見知らぬ人同士で干渉しあわないため、一人で居るように感じる類の落ち着きだ。

照明が暗いのでPCのディスプレーが眩しくて、輝度を落とした。

遠くのにぎやかな笑い声をBGMに、たっぷりのコーヒーと大きなアイスケーキ。都会の夜だ。はまれぽの原稿書きがよく進んだ。

そして午前0時を過ぎて、終電に乗るであろう人たちがいなくなると、すこし静かになった。

「本当は、読書やPCをしに来るよりは、人と話に来てほしいな」と言っていた藤田さんに、「作業しちゃってすみません」と声を掛けて帰ろうとすると・・・
　

「知ってる人なら全然OKですよ！　また来てくださいね」と優しい笑顔
　

「いつも来てくれるお客さんなら1杯だけでもいいんですよ」と、同じようなことを「CAELUS」の萩原さんも言っていた。長い時間で見てお店で一緒に過ごしているのなら、たまにはPCで作業する日やコーヒー1杯だけの夜があってもいいということなのだろう。


さらに、朝まで居たい！　そんな時には・・・キニナル続きは次のページ≫