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横浜に根ざした舞台を中心に活動する、五大路子さんを徹底解剖!
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Question みんなのキニナル投稿

投稿の中から、はまれぽ編集部もキニナルことを調査してお答えします!
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みんなのキニナル

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横浜のココがキニナル!

そば処「味奈登庵」さんの「富士山盛り」がスゴイです!名酒「越乃寒梅」が低価格で飲めるなど、気になるお店なので調査お願いします!(たかべえさんのキニナル)

はまれぽ調査結果

「富士山盛り」は量が1kgもあり、確かにスゴかった!名酒「越乃寒梅」の低価格のワケは独自ルートにあり!

ライター:若松 真美 (2012年12月16日)

味奈登庵は1968(昭和43)年創業。横浜市内に全14店舗ある老舗の蕎麦店だ。店名は横浜の“みなと”が由来で漢字は当て字とのこと。

店舗は大きく分けてフルサービス店とセルフサービス店の2種類があり、フルサービスはゆっくりくつろぐことができ、メニューの品数も豊富。セルフサービス店は低価格で気軽に本物の蕎麦を楽しむことができる。
 


味奈登庵の外観(画像は関内南口店)


そして味奈登庵には並盛り・大もり・富士山盛りがあり、投稿にあった富士山盛りはいわば“特大盛り”。いったいどれほどの大きさなのだろうか。



さっそく味奈登庵に伺う!

今回は鴨居にあるフルサービスの都筑佐江戸店へ、富士山盛り完食経験のある編集部千葉氏と共におじゃまさせていただいた。こちらのお店の客席は102席、広い店内にはお座敷もあり小さなお子様連れでもゆっくりできそうだ。開店して8年とのことだが、古い民家を改装したとあって、とても趣がある。

まず驚いたのがメニューの豊富さだ。蕎麦、丼もの、セットものに御膳、おつまみや揚げ物、甘味。そしてビール、日本酒、焼酎・泡盛りなど、下手な居酒屋よりも多い。同じフルサービスでも店舗によりメニューが少々違うそうで、色んな店を回っている方もいるそう。

もちろん投稿にあった「越乃寒梅」もある。そして「富士山盛り」であるがフルサービス店ではメニューに富士山マークがある蕎麦であれば、なんと同一料金で「富士山盛り」にしてくれるという。しかも丼物のご飯も同一料金で大盛りできる。大食いの人にはたまらないサービスっぷり。一体どれくらいの方が「富士山盛り」をオーダーされるのだろうか?
 


メインのお蕎麦や丼もののお品書き
 

富士山マークは「富士山盛り」が可能なメニュー


さっそく店長の小林さんと本部の大原さんにお話しを伺う。
「だいたい2割強くらいの割合でオーダーされますね。男性・女性問わず、高校生からご年配の方も注文されますよ。そのなかでも大体、6割前後の方が完食されます。女性の方でも完食される人もいますよ。」と小林さん。

富士山盛りの量は1㎏あるというのに、思っていたよりも注文・完食する人が多いことに驚いた。



富士山盛り、そして味奈登庵の“お蕎麦でお腹いっぱいに”ポリシーが誕生した理由は?

それにしても、なぜ1㎏もある「富士山盛り」は生まれたのだろうか。

「もともと味奈登庵では、蕎麦はお代わり自由というシステムだったんですよ。でもある時見た目からも楽しめてインパクトのある提供の仕方を考え生まれたのが「富士山盛り」とのこと。また、2番目に多い「大盛り」を、2番目に高い山の名前にしようかと検討したが、日本で2番目に高い山の名前を誰も知らずやめたというエピソードも大原さんから。

ちなみに今は閉店してしまったが、マリンタワーの店舗では富士山盛りではなく“マリンタワー盛り”という店舗ならではの名前で販売していたそうだ。

このようなお代わり自由や富士山盛りなど、味奈登庵の“おなかいっぱいになるシステム”は、創業当時からのもの。

というのも創業者である現会長はサラリーマン時代に、よく近所の蕎麦屋で大好きなつけ天を食べていた。しかし、どうにも夕方前にはお腹がすいてしまい、値段も高いし量も少ない!と思っていたそう。そして、いつしか大好きなつけ天をお腹いっぱい食べたい!と脱サラして蕎麦屋になってしまったというのだ。

なんとも少年のような純粋な想いから味奈登庵は誕生したのだが、2割以上のお客様が注文するとは、会長と同じように“お腹いっぱい蕎麦を食べたい”と思っている人々は結構いるということだ。
 


日本一の山のごとく盛るよう生まれた「富士山盛り」




越乃寒梅の安さの秘密を伺う

さて“お腹いっぱい食べられること”は変わっていないが、創業から変わったメニューが“酒”だ。今でこそ上質な日本酒や焼酎が低価格で飲める味奈登庵だが、実は創業者の会長は下戸であり酒には全く興味がなかったため「今考えても『いくら何でもそれはないだろう』と思うような“美味しくない日本酒”がとりあえず置いてあった」と大原さん……。

しかし日本の伝統食である蕎麦には、上質なお酒でないと合わないと言い伝えられているそうで、十数年前から、当時の飲食店ではまだ取り扱いの少なかった地酒をメニューに加え始めたそうだ。

そんなお話を伺っていたところで、千葉氏が「本格的に酒を扱うことに会長は何も言わなかったんですか?」とマジメに疑問を投げかけると「会長には、はじめ内緒でやっちゃったから」と大原さん。しかし「売上げも上がってお客さんも喜んでくれたから万事OK」とのこと。

味奈登庵の店で現在取り扱っている日本酒は、投稿にあった「越乃寒梅」を含む12種類。
出回っている日本酒の約7割を占める、醸造アルコールの割合が多く添加物も加えられることが多い“普通酒”は置かず、特定名称酒以上のものだけというこだわり。(ちなみに、「越乃寒梅白ラベル」は“普通酒”とされているが、蔵元では精米歩合59%の本醸造酒レベルの仕込みをされている。)

値段もほとんどのものが一合500円で飲め、「越乃寒梅 別撰(べっせん)」だけが一合600円だ。
 


お勧めの日本酒3種が100mlで980円の「利き酒お盆」などもある


投稿にあった越乃寒梅は新潟の地酒で飲み口は「淡麗辛口」。日本酒といえば濃厚甘口という常識を覆し、本格的な地酒ブームが始まる前から人気があった名酒。味奈登庵の日本酒のラインナップにも外すことができないそうだ。置いてあるのは「越乃寒梅白ラベル」、「越乃寒梅特別本醸造 別撰」だ。
 


左が「越乃寒梅白ラベル」、「「越乃寒梅特別本醸造 別撰」


「越乃寒梅 白ラベル」でも安いお店で700円程度はするそうだが、味奈登庵ではフルサービス店でも500円、セルフサービス店ではなんと400円という安さ。

実は越乃寒梅は特約店制度で決まったルートでしか流通することができない。さらに越乃寒梅の特約店の8割は新潟にあり、ほか2割の約20店舗が全国に散らばっているそう。新潟以外で正規の価格で手に入れるのは、今でも意外に難しいのだ。

そのため通常は低価格で出すのは難しく、杯数制限があるお店も多いのだが、味奈登庵では、仕入先として越乃寒梅の特約店である横浜市鶴見区の「遠州屋酒店」と付き合いがあることで、低価格での提供が実現しているとのことだった。



いろいろ分かったところで「富士山盛り」と日本酒をいざ実食!次のページ≫ 
 

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