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地下鉄ブルーラインで「急行」運転が始まる!?

ココがキニナル!

先日の神奈川新聞(6/5)に地下鉄ブルーライン「急行」「快速」運転を2014年から運行開始を目指すとの記事がありました。どの駅が急行停車駅か知りたいです。(にんてんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

市営地下鉄の「急行」運転に関しては、これからダイヤのシミュレーションを行い、停車駅が検討される予定!

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ライター:吉田 忍

横浜市営地下鉄ブルーラインの急行運転は、昨年、横浜市交通局の中期経営計画の中で発表されたもので、平成24年度から26年度までの3年で実施に向けた検討を進めるもの。

発表されたのは昨年の5月だったが、6月にはさっそくキニナルをいただいた。実はそのすぐ後に取材を申し込んだのだが、「まだ、なにもお話できるようなことは決まっていません」とのことで、ノビノビになっていた。

そんな中、「平成25年度交通局予算概要」に、お客様満足度の向上のため、地下鉄の速達性の向上に積極的に取り組むとあり、「急行運転に向けた検討」に、2200万円の予算が組まれているのを見つけた。

予算が計上され、いよいよ実施に向けて本格的に動き出したようなので、横浜市交通局に伺った。
 


交通局は昨年12月、高島町のビルに移転していた
 

横浜市交通局 高速鉄道本部 運転課の山内課長


運転課というのは、運転手の課ではなく、運転計画を行う部署で、ダイヤの作成などを行っているそう。

最初に「一部メディアで報道された『2014年度中の運行開始を目指す』という情報は、間違いなんですよ」と山内課長。

横浜市交通局の中期経営計画の中で発表された内容は、「平成24年度から26年度までの3年で実施に向けた検討を進める」となっている。これは、26年度までに実施というものではなく、あくまでも検討をするというもの。

来年度には急行運転がスタートすると思っていたので残念だが、具体的に検討が始まるということなので現実味を帯びてきたことは確かだ。

ところでそもそも、どうして急行運転が検討されているのだろう。



どうして急行運転が検討されているのか



横浜市営地下鉄は1972(昭和47)年12月に、路面電車に変わって地域を結ぶ生活の足として、利便性と定時制を目的としてできたものだった。

ところが、あざみ野から湘南台まで1時間6分もかかり、速達性を望む声が出てきた。
 


あざみ野から湘南台までは32駅40.4kmで1時間6分 (画像:横浜市交通局)


始発から終点まで利用する人は少ないだろうが、例えば、湘南台から横浜へ行く場合、市営地下鉄だと39分 (350円)だが、相鉄線を利用すると快速で30分 (340円)である。市議会でも「もう少し速くならないのか?」という質問が出たこともあったらしい。

「地下鉄は天候などに左右されない定時性を売りにしてきましたが、プラスして速達性も高めたいのです。でも、実際に急行列車を運行するのは、なかなか難しいんですよ」と山内課長。



急行運転の問題点



前出のように、市営地下鉄はもともと速達性を重視していなかったので、線路などが急行列車を走らせるための設計になっていないのだ。

急行列車を走らせるためには、急行列車が普通列車を追い越すための線路、待避線が必要になる。
 


新羽駅の待避線


ブルーラインで待避線があるのは、列車の車庫がある新羽駅と上永谷駅の2駅のみなのだそう。
 


新羽駅には線路が3線ある (画像:横浜市交通局)
 

上永谷駅には線路が4線 (画像:横浜市交通局)


しかし、多額の費用がかかるので、待避線などを新たに増設することは考えていないとのこと。