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「横浜カジノ」ついに実現か? 横浜市や市民などの反応は?

ココがキニナル!

政府方針として横浜と大阪にカジノを誘致することが決定されたようです。横浜市の担当部署に直撃取材してきてください。(駅馬車さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜市では報道を受けて事実関係を確認中。市民は賛成・反対がほぼ半々、ギャンブル依存更生施設は「待った」の声

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ライター:はまれぽ編集部

「横浜カジノ」実現?



2月19日(木)、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでにカジノを中核とした統合型リゾート(IR)を横浜と大阪に開業する政府方針が固まったとの報道があった。報道によると、横浜では再開発を進める山下ふ頭が誘致先になるという。
 


横浜市が再開発を進める山下ふ頭
 

この報道の真意について横浜市に事実確認をするとともに、市民やギャンブル依存更生施設などの声を拾った。

まず話を伺ったのは横浜市港湾局山下ふ頭再開発調整室の大谷康晴(おおたに・やすはる)担当課長。
 


山下ふ頭全般の再開発を担当している
 

市は2015年度当初予算案に「山下ふ頭再開発事業」のために4億5900万円を計上している。これは、ふ頭全般に再開発を進めるために基本計画を策定し、必要な調査を進めるための予算である。

その上で、大谷課長は「われわれも報道を見て驚いている。情報の出所が分からないので、今後のことと言われてもお答えできない。従来お伝えしている通り、山下ふ頭を含む横浜の都心臨海部を『世界に誇るハーバーリゾート』にし、横浜が観光の目的地になるような魅力を創設していく、としかお答えできない」とのことだった。

また「IR等新たな戦略的都市づくり検討」のための費用として2014(平成26)年度予算と2015年度当初予算案にそれぞれ1000万円を計上している市政策局政策課の村上一徳(むらかみ・かずのり)担当課長にも伺った。
 


2014年度は海外の事例調査などを行った
 

村上担当課長も同様で「報道で知ったので、事実関係の把握を急ぎたい。市として言えることは、国会で関連法案が通過しない限り対応のしようがないということ」とのことだった。

さらに、IR運営のための新規事業プロジェクトチームを立ち上げ、東京・台場地区と山下ふ頭での事業展開を模索している京浜急行電鉄広報からは「横浜市さんと同じ回答になりますが、法案次第です。ただ、法案が通過した後に迅速に動ける体制は整えています」という回答をいただいた。