【GW特別企画2015】家族で楽しめる横浜のオススメスポットはどこ?
ココがキニナル!
“エア家族”ならぬ“エセ家族”のヨメの史子(あやこ)と娘のちひろを連れ金沢区・海の公園で潮干狩りをし、バーベキューをし、美味しいパンを購入し、野島公園で愛を語らいとっても楽しい休日を過ごした
ライター:細野 誠治
時々、嘘と潮干狩り。八景島と、吉田の逆襲
ゴールデンウイーク(以下、GW)直前の4月下旬。
「横浜でできる潮干狩りスポット」を調査してほしいという編集部からの要請を受け、オレは横浜シーサイドライン「八景島」駅に降り立った。
シーパラ最寄り駅の八景島駅
待ち合わせた編集部・山岸(以下、ヤマギシ)の持ち物を見た瞬間、すべてが分かった。
嘘じゃん! 恒例の「エセ家族」シリーズじゃん!
オレ:「もう止めて! お人形さん持って観光地巡るって、どんな罰ゲームよ!?」
ヤマギシ:「え〜〜、いいじゃないですか〜。モテない、とってもさみしい人が家族で楽しめるスポットを紹介するんですよ〜」
オレ:「勘弁して・・・。いとこ経由で“誠治兄ちゃんが気持ち悪いことになってる!”ってオフクロにバレて、オレ怒られてんのよ・・・」
昨年のGW、1000ぶらクリスマス編、中高生の横浜デートスポットと4回目!
ヤマギシ:「じゃあ、もうイイじゃないですか。手遅れっていうか・・・」
オレ:「手遅れじゃねーよ! オレ、編集部に細野誠治宛てのファンレター来るの、諦めてねーから!」
ヤマギシ:「何、わけ分かんないこと言ってるんですか!? 仕事!」
オレ:「はい・・・」
ヤマギシ:「吉田(編集長)も“今年もやるよね?”って言ってますし・・・」
編集(長)イジリをすると、自分に返ってくるという因果応報。
吉田の逆襲
スイッチ入れて家族と潮干狩り。細野誠治です
そして嫁の史子(あやこ)。医師兼、タレント
そしてそして娘の、ちひろ(2歳)。『月光』は名曲!
優しい目で見てください。よろしくお願いします。
1日遊べるアウトドア施設・海の公園
今回のGW観光スポット紹介、テーマは「手軽さ」。
フラッと訪れて自然を満喫。それでいてお財布にも優しい「家族の休日」の過ごし方のご提案。
細野ファミリーが訪れた「海の公園」は金沢地先埋立事業によって1988(昭和63)年に完成した海浜公園。横浜市内で唯一の海水浴場を有しており、潮干狩りのほかにもウインドサーフィンやピクニックが楽しめ、ジョギングコースやバーベキュー場が併設されている。
1kmに及ぶ美しい砂浜は千葉県から運ばれた砂を敷き詰めたもの
まずは潮干狩りを堪能しよう。道具はすべてここ、海の公園で手に入れられるのだ。
管理センター内のコンビニ「MINI APPLE」
クマデ(350円)や網(180円)を購入。とっても便利
ほかに帽子(600円)も購入。テーマは女優・萬田久子
買い物を終え、いざビーチへ。時刻は午前11時。浜に降り立つとすでに先客が大勢。
盛況してます
では、さっそく・・・
ここで海の公園、潮干狩りでのお約束を。
楽しむ時間帯は、最大干潮の前後2時間を目安に(取材日の最大干潮は12時25分)。
幅15cmを超える貝取り道具は使わないこと。
採ってOKな貝(アサリ)は2cm以上のもの。そして1人当たり2kgまで。
開始5分。第一アサリを発見
子どものころに経験したきりの潮干狩り。クマデを通して伝わる手の感触から懐かしさと、コツのようなものが蘇ってくる。
イメージショット『細野ファミリーの休日』
掘り進めていくこと、しばらく。見つかるアサリは小ぶりなものが多い印象。
ちょっと周りの方々にお話を聞いてみる。
今年4回目という地元のお婆様は92歳
朝イチからコツコツ掘っているとか。
いわく「今年のものは小さい」そうだ。アサリを食べてしまう貝がいるとか。
穴が開き、中身が空のアサリが多かった
東扇島などほかの潮干狩りスポットも行かれたそうで「海の公園はマシだ」と言われた。
潮干狩りを楽しむなら、今年は早めがいいと教えていただく。
埼玉県から来たナイスカップルは「潮干狩りがしたくて八景島に来ました」と
イメージショット『ちひろ、初めての海』
アサリを採ったりインタビューしたり、生命保険会社のCMみたいな写真を撮っていると、あっという間に正午に。
1時間での成果
と、ここでヤマギシがぶっ放す。
ヤマギシ:「細野さん、採ったアサリをこの場で食べられるように、海の公園のバーベキュー場を予約したんで」
オレ:「ナイスだ、ヤマギシ! 大体5時間くらい(アサリの)砂抜きして夜に食べれば・・・」
ヤマギシ:「12時」
オレ:「えっ・・・」
ヤマギシ:「BBQの予約、昼の12時」
今じゃん! 今すぐ向かわないとマズいじゃん!
ちひろ「雑なお姉ちゃん、イヤ~」