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給食のない横浜の公立中学校、7月開始の「ハマ弁」の詳細は?

ココがキニナル!

中学校昼食の「ハマ弁」についての調査をお願いします。(カレー南蛮さん)

はまれぽ調査結果!

2016年7月1日から第1期校として12校で実施。「ごはん・おかず・汁物」を390円で販売する。順次拡大し、2017年1月には全校実施の予定

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ライター:はまれぽ編集部

12校で先行実施



横浜市教育委員会(以下、市教委)は市内145中学校で実施が検討されている有料の温かい配達弁当「ハマ弁」について、7月1日から緑区・青葉区・都筑区の12校で先行実施するとした。
 


ハマ弁が全校実施される12校
 

詳細な料金体系や献立、この12校が選ばれた理由、今後のスケジュールなどはどうなっているのか。市教委事務局指導部健康教育課で聞いた。
 


穴場ランチも多い関内駅前第一ビル
 

対応してくれた同課の大野豊(おおの・ゆたか)担当課長によると、「ハマ弁」の価格は税込みで「ごはん・おかず・汁物」の3点で390円など。このほか、汁物(30円)や牛乳(80円)を単品で注文できる。

しかし、いくら牛乳が好きだからと言って「牛乳3本」というような注文はできないそうだ。
 


「ハマ弁」の販売価格
 

厚生労働省が定める中学生の1食当たりの栄養摂取基準に基づき、1食当たり800キロカロリー前後。

ご飯は220グラムが基本だが、大盛り(250グラム)、少な目(180グラム)も可能で、価格は変わらない。汁物は1種類だが、おかずはA・Bいずれかを選ぶこともできる。
 


ハマ弁のイメージ(提供:横浜市教育委員会)
 

献立は2016年5月後半以降に開設するホームページのほか、生徒に配る献立表で確認できる。注文はウェブかファックスで行い、クレジットカード、コンビニエンスストア払い、銀行振り込みを選べる。

クレジットカードは7日前、コンビニ支払いは10日前までキャンセル可能だが、注文した日に欠席するなどした場合の扱いは、現在実施業者と調整している。
 


コンビニでも支払い可能(フリー素材より)
 

公募で決まった、JTBのグループ企業でイベント用の弁当販売事業などを手掛ける「株式会社JMC(東京都中野区)」が全体を統括。

「ハーベスト株式会社(保土ケ谷区)」、「株式会社 美幸軒(川崎市)」、「株式会社わくわく広場(東京都中央区)」、「エンゼルフーズ株式会社(東京都北区)」の計4社がそれぞれの役割を担う。
 


「ハマ弁」の全体像
 

市教委が事前に行った保護者を対象にしたアンケートによると、「毎日使う」や「必要に応じて使う」という意見を平均すると、1日当たり全生徒の2割程度が「ハマ弁」を利用するとみている。