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給食のない横浜の公立中学校、7月開始の「ハマ弁」の詳細は?

ココがキニナル!

中学校昼食の「ハマ弁」についての調査をお願いします。(カレー南蛮さん)

はまれぽ調査結果!

2016年7月1日から第1期校として12校で実施。「ごはん・おかず・汁物」を390円で販売する。順次拡大し、2017年1月には全校実施の予定

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ライター:はまれぽ編集部

配送ルートなどを考慮



今回、先行して「ハマ弁」を実施する12校は横浜市北部に集中している。いったいどのようにして決まったのか。

この点について、大野担当課長によると、まず稼働するのは川崎市に拠点がある「株式会社 美幸軒」で、同社と協議して「配送ルートや弁当を作ってから配送するまでの時間、温度管理などを考慮した結果、学校を選定した」という。
 


「温かい弁当」を届けられる範囲で
 

7月1日の実施後、夏休み期間中に課題などを精査。その結果を反映し、9月初旬に注文の受け付けを再開しつつ、2期に実施する学校を加えて10月から「ハマ弁」の提供を行う。

実施校は順次拡大し、2017年1月には全145校で「ハマ弁」を実施するが、現段階で、いつ、どの学校が対象になるかは未定。
 


2017年1月までには全校で「ハマ弁」を実施
 

大野担当課長は「中学校はあくまで家庭弁当が基本」としつつも、「献立表やホームページから親子で一緒に弁当を選ぶことで、家族の時間が増えるきっかけになることも期待したい」と話している。



保護者は?



では、実際に保護者はどう思っているのだろうか。

「ハマ弁」が実施される緑区と、実施されないそのほかの区で、それぞれ10人の中学生の子を持つ保護者に聞いた。すると、緑区内ではいずれも「献立を見ないと判断できない」という意見だった。
 


緑区でのアンケート結果
 

中学3年生の娘をもつ40代女性は「もう2年も作っているし、娘と一緒にお弁当を作るのも楽しい。忙しいときは助かると思うが、メニュー次第」との意見。

中学1年生の息子がいる30代女性は「子どものアレルギーや好き嫌いがあるので、弁当作りには気を使っている。大丈夫そうなメニューなら考えるかもしれない」と話してくれた。

一方で、中区、西区、神奈川区で計10人の保護者に聞いたところ、仕事と家事を両立する保護者からは「早くうちの学校でも実施してほしい」という声が上がったが、注文するかどうかは分からないという意見が多数。
 


弁当作りは負担が大きい?(写真と本文は直接関係ありません)
 

未実施地域では、都内に勤務しているという中学3年生の娘がいる40代女性から「できれば早く利用したい」という意見はあったものの、大半は「内容を見て考える」というのものだった。
 


未実施区域でのアンケート結果
 



取材を終えて



横浜市の中学校昼食は家庭弁当が基本で、「ハマ弁」はあくまで補助的扱いというのが市教委の基本的な考え。

家庭の味に勝るものはないが、温かいお弁当を食べられるというのも魅力と言えなくはない。

新しい制度がどうなるのか。実際に食べた生徒や利用する保護者、また運用の課題などは追って報告したいと思う。


―終わり―
 

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  • 息子達が通っていた横浜市内の公立中学では、以前からお弁当を朝登校してから注文するシステムでした。当日お弁当を作れなかった時でも間に合うから便利でした。ハマ弁なんて今更?と思いました。

  • 早くメニューを写真付きでみたいです。我が家の中学生二人には、時間があれば作りますし、間に合わなければ、お金を渡して登校途中のコンビニでパンや弁当を買わせています。

  • 給食が当たり前だった他県の出身だけど、あんなに便利なものを何故渋っているのか?隣接する小学校からの供給だったので設備を特に投資していたわけではなかった。10年後の中学生の母親世代はほとんど共働きになっているはず。給食を始めるなら今なのでは。

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