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唐木田から上溝まで8.8km、小田急多摩線の延伸はいつ実現する?

ココがキニナル!

相模原市の米軍施設相模総合補給廠の一部返還されましたが小田急多摩線延伸構想を含めて実現する? /工事にはかなりの時間がかかりそう(タイサンさん、マッサンさん)

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リニア中央新幹線と同じ2027年の開業を目指す。相模総合補給廠が返還されたことが延伸実現に追い風。1000億円超の費用負担や採算性などは検討課題

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ライター:はまれぽ編集部

小田急多摩線延伸に前進



新百合ヶ丘駅(川崎市)から唐木田駅(東京都多摩市)を走る小田急多摩線(路線距離10.6km)について、国土交通省の交通政策審議会は2016(平成28)年4月、唐木田駅から上溝駅(相模原市)までの約8.8kmを延伸する計画を「意義ある路線」と位置づけた。

多摩線の延伸については、2000(平成12)年に出された前回の同審議会の答申では「今後の整備について検討すべき路線」と位置づけられていたことから、一歩前進した形で、 地元・上溝住民からも喜びの声が上がった。
 


延伸が「意義ある路線」とされた小田急多摩線(フリー素材より)
 

小田急多摩線延伸の概要とは、町田市を通ってJR横浜線相模原駅、JR相模線上溝駅、相模原市中央区田名地区・愛川町を経由し、本厚木駅(厚木市)に延伸する計画。

鉄道空白地帯を解消することで、移動の定時性・速達性を確保。さらに相模原市をはじめとする県央・県西エリアと町田市の交通ネットワークを強化できるなど理由から、相模原市だけでなく、近隣の自治体や住民からも実現を望む声が多かった。
 


延伸が実現すれば首都圏と県央地域が結ばれる
 

民間では行政に先立って2002(平成14)年に「小田急多摩線延伸促進協議会」を設立。

その後、相模原市・町田市・小田急電鉄などからなる「小田急多摩線延伸検討会」が設立されるなど、官民が延伸実現に向けた取り組みを行ってきた。
 


官民一体で延伸の機運が高まっていた
 



補給廠返還もカギ



唐木田駅から上溝駅に延伸する上で課題になっていたのがルートだったが、2014(平成26)年に米軍施設の「相模総合補給廠」の一部が相模原市に返還されたことが大きな転換点だった。
 


日本の領地として整備が可能になった(相模原市役所ホームページより)
 

補給廠が返還されたことで、唐木田駅から補給廠を抜けて相模原まで、さらには上溝駅まで延伸するという鉄道用地の確保にめどがついたことも追い風となった。

これらを受け、相模原市の加山俊夫(かやま・としお)市長は「鉄道ネットワークの拡充は首都圏南西部の発展と、それを支える本市の広域交流拠点都市の形成に不可欠。課題の解決や関係機関との合意形成に向け、一日も早い延伸実現を目指す」とコメントした。