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JR菊名駅はリニューアル後どう変わる? 工事はいつ終わるの?

ココがキニナル!

工事中の菊名駅のリニューアル後は?なぜ今の構造に?改札はなぜ1つ?(くろてんさん/浜っ子さん/そうてつボーイさん/ほんまかつゆきさん/のび太さん/ときさん/honchiさん/無縛さん/ハムエッグさん)

はまれぽ調査結果!

エレベーターやエスカレーターを追加して駅舎および自由通路をバリアフリー化。供用開始は2017年度内で、その翌年度には商業施設もオープン予定。

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ライター:幸谷 亮

菊名駅の現状は?



JR横浜線と東急東横線の2路線が乗り入れる「菊名駅」。周辺住民の方をはじめ、通勤や都内へのアクセス時に利用するユーザーも多い。
2015(平成27)年度の調査によると1日の乗降客数は実に24万人以上にものぼる。そのうち、JRから東急、そして東急からJRといった乗り換え駅として利用しているユーザーが半数以上を占める。
 


リニューアル工事中の菊名駅

 
横浜市道路局が菊名駅のリニューアル工事を発表したのは2010(平成22)年3月。そして、工事に着手したのがそれから4年後にあたる2014(平成 26)年3月。なお、2017(平成29)年2月現在も絶賛工事中である。もちろんその間も多くのユーザーが菊名駅を利用している事実に変わりはない。

キニナル投稿には「とくに通勤ラッシュの時間帯はカオスな状態になります」という悲痛な叫びが届けられた。また、「リニューアルによってどう変わるのか?」「そもそも、どうして今の構造なのか? なぜ改札はひとつしかないのか?」など、菊名駅に関する多くの投稿が寄せられた。

そこで、リニューアルをするきっかけや目的、完成後の姿、完成予定日などをお伝えしたいと思う。その前にまずは、悲惨といわれている菊名駅の現状を確認していこう。
 


菊名駅西口の現在の様子


ホームや階段にはリニューアル工事を知らせる案内板が貼ってある


ホームから改札および東急への乗り換えルートはこの階段のみ
平日の昼間の時間帯でこれだけの混雑具合


階段を降りると右側に東急との連絡口、左側に出口がある


東急のホームに昇るルートもエスカレーターはなく階段のみ


出口に通じるルートは工事中のため狭くなっている

 

幅は2メートルほどで、3人の大人が横並びで歩くのが精いっぱい。
 


通路を抜けた後も階段のみで、エスカレーターやエレベーターはない


外に出るために利用できる改札は2個のみ

 
このように、ホームへの昇り降りが階段しかないのはもちろん、1日24万人もの方々が利用する規模の駅とは思えないほどの窮屈さである。さらに、現在は工事によって通路が狭くなっている状況である。

次に、東急の様子を確認していこう。
 




東口には階段のほか、エレベーターが設置されている


西口は階段のみ


ホームへ降りる導線は階段とエスカレーター、11人乗りのエレベーターの3ルート


JR同様、改札までのルートおよび改札はひとつ


東西を結ぶ自由通路は階段のみ

 
菊名駅の現状が分かったところで、リニューアル工事のきっかけや目的、完成後はどう生まれ変わるのか。工事の全貌を掴むため横浜市道路局に足を運んだ。