横浜市内で一番敷地面積が広い学校ってどこ?
ココがキニナル!
横浜市内で一番敷地面積の広い学校はどこでしょうか? また、広さを生かした面白い取り組みなどもあれば知りたいです。(maniaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
最も広いのは幼稚園から大学まで併設されている桐蔭学園で42万9000平方メートル。市立の学校も調査したが、いずれも特別な取り組みはないとのこと。
ライター:福原 麻実
筆者が通った小学校は隣の公立保育園と隣接していて、プールも並んでいた。苦手だった水泳の授業時に、楽しそうに水遊びをする園児をうらやましく思いながら見ていた。敷地面積がほかと比べてどうなのかは分からない。児童数は当時で600人~700人くらいだった。
嫌いだったな、水泳の授業・・・(写真はフリー素材)
中学校は古かったことと、1階の2年生の教室前の廊下に壁がなかった(筆者が3年生になってから壁が作られた)ことしか記憶にない。7クラスあったので、まずまず生徒数は多かったのだろう。敷地面積は分からないが、行事の際に全校生徒が集まる体育館はもっと広くてもいいのに、と思っていた。
この程度しか覚えていないのは、筆者が卒業してから経過した歳月のせいでもあるだろうが、小中学校にそれほどの特徴がなかったからだと思う。
横浜市内で最大の敷地面積は○○だった!
小学校、中学校、高校のいずれで比べてみても、横浜市内で最も広かったのは、青葉区にある桐蔭学園だ。敷地面積は42万9000平方メートル(横浜スタジアム約16個分!)。ここは巨大な一貫校で、幼稚部、小学部、中学校男子部、中学校女子部、高等学校男子部、高等学校女子部、中等教育学校、桐蔭横浜大学、桐蔭法科大学院が一箇所に集まる街のような場所である。
バチカン市国とほぼ同じ面積・・・(写真はフリー素材より)
これは是非とも取材をしたいと思い、申し込んだが、残念ながら取材はNGとのこと。しかし校内図など、webサイトにあるいくつかの画像の使用を許可いただいたのでご紹介したい。
まずはキャンパスマップ。もし図に文字がなかったら、これが学校だとはなかなか気付かないのではないだろうか。
グラウンドが5ヶ所、野球場やテニスコートは別にある(画像は桐蔭学園webサイトより)
1769人を収容するシンフォニーホールも驚きだが、特筆すべきは「桐蔭学園アカデミウム」の存在であろう。
地下1階の「フェニックスプラザ」というホール(写真は桐蔭学園webサイトより)
桐蔭学園、創立35周年記念事業として計画されたこの施設は横浜地方裁判所特号法廷(陪審法廷)の学園内への移築、復元、保存が建設の発端となっている。~中略~ 学園キャンパスへの移築に際し、法廷のインテリア保存のため、周囲を回廊で囲み、一種の鞘堂建築として計画されている。この法廷を中心にミュージアム、ライブラリー、ホール、インフォメーションなどの諸施設の複合建築として構想された。 (桐蔭学園webサイトより)
こちらがその法廷(写真は桐蔭学園webサイトより)
ここにはさまざまな施設が入っていて、それらが歴史の証人ともいえる裁判所の法廷を囲んでいる・・・ということか。この建物は一部公開されていることもあるようなので、是非見てみたい。