山を越え、神奈川区の住宅街「八反橋ホルモンセンター」に突撃!
ココがキニナル!
羽沢町付近を車で通ったら、住宅街というか閑散とした場所に突然「ホルモンセンター」という看板を見つけました。あれは幻だったのでしょうか。なぜあんな場所でホルモン・・・(オイスターソースさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ホルモン好きのマスターが「周囲に飲食店があまりない」と開店。独自ルートで仕入れるホルモンや新鮮な地元の野菜は、食べにいく価値あり。
ライター:万田 ケサトシ
編集部・山岸から取材の連絡がきたのは、ポケモンGOのざわつきぶりも少々落ち着いてきた9月某日だった。
「万田さん、ホルモンの取材ですよ! ホルモンGOしましょう!」
あのデーブ・スペクター先生に勝るとも劣らないクールなギャグをかましてきた山岸に「YES 高須クリニック!」と受け身をとる以外の答えは見つからなかった。
今回も食べる気マンマンです
ということで集合場所の横浜市営地下鉄ブルーラインの片倉町駅に到着。横浜駅から3駅目、住所は横浜市神奈川区片倉1丁目。
ここから取材先のホルモンセンターへは歩いて向かう。
Road to ホルモン~ホルモン街道を行く~
Google Mapを頼りに駅から数分歩いて脇道に入ると、そこには全くホルモンの気配はない。むしろポケモンのレアキャラが見つかりそうな雰囲気だ。
道中が暇すぎるので勝手に「ホルモン街道」と名付けることにした。
竹やぶの先にはホルモンが!?
上りきったところには畑が広がっていた。駅からそれほど離れていないところにこんなにのどかな場所があるなんて・・・でもまだホルモンは無い。
ホルモンの代わりに夜景を楽しめる
ここまで片倉町駅から徒歩10分くらい
ホルモン街道をさらに進んでいったところにあるのは、神奈川県立城郷(しろさと)高等学校。ここを過ぎると道は下りになる。
しばらく進むと「私道 4トン車まで 井上」と書かれた看板が!
井上さんの粋な計らいに感謝
万田と山岸の体重を足しても制限をクリアしているので、お言葉に甘えて通らせていただくことに。井上さんありがとうございます。
さらに下っていくと、新幹線のガードが見えてきた。ホルモン街道にはくぐらなければならないアンダーパスもある。人生は山あり谷あり。ホルモンはまだ無し。
フラッシュの関係で明るいですが夜です
ホルモン街道の谷ともいえる新幹線ガードを抜けると、環状2号線の八反橋(はったんばし)交差点に到着。ゴール地点はすぐそこ。
ようやくお店の灯りが見えてきた!
いよいよホルモンセンター現る!
スタート地点の片倉町駅から歩くこと20分少々。
今回の取材先である八反橋(はったんばし)ホルモンセンターに到着した。ここまでの道のりからは想像できない呑んべえ心をくすぐる店構え。
赤ちょうちんが迎えてくれる
赤提灯の横にある大きな看板の通り、同店があるのは八反橋フードセンターの一角。フードセンター内は、美容室なども営業しているが、シャッターが目立つ。同店は唯一の飲食店だ。
「昭和の香りが漂う横浜の日用品市場」でも紹介した
お話を伺ったのはマスターの米田隆廣(よねだ・たかひろ)さん。
元々は全く別ジャンルのお仕事をされていたそうだが、「ホルモン好き」が高じて2014(平成26)年11月に同店をオープン。
真の男は肩で語る
肉は部位ごとに独自ルートで、野菜は地産地消にこだわり農家からダイレクトに仕入れているそうで、素材に対するかなりのこだわりがうかがえる。タレももちろん自家製。
常連さんたちでにぎわう店内
お酒とホルモンの極上タッグを楽しみに、ご近所はもちろん遠方からもお客さんがいらっしゃるそう。
ランチタイムも営業しており、ボリューム満点な定食や丼ものなどがラインアップされ、職人さんたちに大人気とのこと。
からあげ定食(800円)はこぶし大のからあげが5つ! テークアウトもOK
さて、駅からひと山越えてきたので万田も山岸も喉はカラカラ。ということでまずはドリンクをチャージすることに。同行の山岸は生ビール中ジョッキ(400円)、万田はメガ酎ハイのレモン(500円)で乾杯!
けっこうなサイズ感あり
上腕二頭筋が唸る!!!
どれだけグビグビいっても空になる気配を感じさせないメガ酎ハイの安定感。スーパーヘビー級のジョッキは口に運ぶ度に筋トレになること間違いなし。お喉が落ち着いてきたところで、いよいよお肉を頼んでみましょう!