福富町の韓国料理屋で発生した殺人事件のその後は?
ココがキニナル!
福富町にある韓国料理屋であった殺人事件のその後はどうなっていますか?(KOIKEさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今月17日、殺害された女性の長男で無職の青木貴晴容疑者が逮捕された。事件前日、被害女性は「息子と喧嘩した」と知人に漏らしていたという。
ライター:はまれぽ編集部
先日はまれぽでもお伝えした、中区福富町西通の韓国料理店「サムスニ」の女性経営者が殺害された事件。事件発覚の翌17日、殺害された李龍淑(イ・ヨンスク)さんの長男で無職の青木貴晴容疑者(25)が殺人容疑で神奈川県警に逮捕された。
青木容疑者は調べに対し「間違いありません」と容疑を認め、「母親から働けと小言を言われていた。殺そうと思ってコードで首を絞めた」と供述しているという。
事件後も看板が残った状態のままの店舗
実の息子が母親殺害の容疑で逮捕されるという、衝撃的な結末を迎えたこの事件。事件後、知人らは「素直で働きもの。誰かに恨まれる人では決してない」と殺害された李さんの印象を話していたが、青木容疑者の評判は一体どのようなものだったのだろうか。
「息子と喧嘩しちゃった」
青木容疑者逮捕の報を受け、改めて現場周辺で聞き込みを行ってみたが、「息子がいることは知っていたが、どんな人かは知らない」、「何度か店の前で見かけたことはあったけど、話をしたことはない」と、その人柄を知る人はいなかった。
韓国料理屋が立ち並ぶ福富町の様子
「サムスニ」と同じ雑居ビルで飲食店を営む女性も「(李さんとは)会えば挨拶する程度で息子さんのことは全然知らない。事件があった日も、特にお店から大きな音がするわけでもなく何も気が付かなかった」と話していた。
そんな中、李さんが以前勤務していたという韓国料理店の店主からはこんな証言も得る事ができた。店主の話によると、犯行が行われたとされる日(4月13日)の前日、李さんが店主とも共通の知人に「息子と喧嘩しちゃった」と漏らしていたのだという。青木容疑者とも面識があるというこの店主は、今回の結末を受け一言「残念だね」とつぶやいていた。
ドアの前には花束が手向けられていた
神奈川区内で同居をしていたという李さんと青木容疑者。親子の間にどんな諍いがあったかはわからない。血のつながった子が親を殺めるなんていうやり切れない事件が、これ以上起こらないことを願うばかりだ。
―終わり―
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