3月1日から横浜市の「喫煙禁止地区」が拡大! 新たなエリア戸塚駅周辺の様子は?
ココがキニナル!
2018(平成30)年3月1日から喫煙禁止地区になった戸塚駅周辺エリア。当日の様子はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
※この記事は横浜市資源循環局の告知記事です※
戸塚駅周辺が「喫煙禁止地区」に!
横浜市が条例で定める「喫煙禁止地区」は、エリア内で喫煙したり、火のついたたばこを持っているだけでも過料2000円が徴収されるという厳しい規制。
これまで対象エリアだった横浜駅周辺やみなとみらい21地区(桜木町駅前)など6ヶ所に加え、2018(平成30)年3月1日からは7ヶ所目の禁止地区として「戸塚駅周辺」が加わった。
商業施設や区役所の周りも指定区域だ
3月1日から、横浜市の職員による指導・巡回が開始。指定の喫煙所以外でたばこを吸っていると、厳しく取り締まられることになる。
指導員の出発式であいさつした戸塚区の田雑由紀乃(たぞう・ゆきの)区長は、「喫煙禁止地区の指定は区の悲願でした。戸塚区は大変きれいな街になってきましたが、今でも落ちているごみは、ほぼたばこの吸い殻。取り組みに大変期待しています」と激励。はまれぽも指導員の方たちとともに初日の巡回に出発した。
喫煙禁止地区指定への期待を語る田雑区長(左)
戸塚駅周辺では、喫煙禁止を知らせる看板やポスターがあちこちに掲示されている。特に普段から喫煙者が多い場所はパイロンで囲われるなど、喫煙禁止地区指定を受けた対応が行われていた。
これまでは喫煙者が多かったトツカーナ1F前の歩道
それでも、喫煙禁止の看板のすぐ近くにたばこの吸い殻が捨てられている場所もあるなど「喫煙禁止地区」の認知向上が課題だ。
市職員は「朝から何人か路上喫煙している人を見かけましたが、指導員が近づく気配があると移動してしまうようです」と話す。
あちこちに看板が設置された
別の指導員によれば、「喫煙禁止地区になったことを知らない人は、条例の趣旨を伝え指導すると理解し、応じてくれる場合がほとんど。注意に反発する人は、禁止と分かっていて吸っている人」という傾向があるようだ。
この時は悪質な違反者に遭遇することはなかった
横浜市では2018(平成30)年度中に、相鉄線二俣川駅周辺も喫煙禁止地区に指定する予定。戸塚駅周辺と同様、禁止区域での喫煙は2000円の過料徴収の対象になる。
開始時期はまだ未定だ
前回の記事でもお伝えしたとおり、横浜市の全域で「歩きたばこ」は禁止されている。ポイ捨ても罰金の対象になる重大なルール違反だ。
もちろん、多くの喫煙者はルールを守っているはず。一部の違反者のせいで不利益を被るのは、たばこを吸う人も吸わない人も同じかもしれない。
まずは身近な人たちにルールを伝えるところから、誰にとっても住みやすい街を作っていきたい。
ー終わりー
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