船上で行われた婚活・仮面舞踏会、その真相は?
ココがキニナル!
横浜港の海上で行われる「婚活・仮面舞踏会」というイベントをレポートしてください!(maniaさんのキニナル)/婚活・仮面舞踏会開催されるらしい。レポートして欲しいです(yagishitさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
運営スタッフを含め参加者全員が仮面を着ける船上婚活パーティ。怪しいムードはあるもののエンターテイメント性が強く、カップル成立数も高かった。
ライター:松野 孝司
探偵小説なら事件がおきかねない
街コンと呼ばれる婚活パーティは、すっかり市民権を得た。しかしクルージング+仮面舞踏会という組み合わせは、実に奇抜で怪しい。探偵小説なら事件がおきてもおかしくないシチュエーションだ。
しかも、仮面舞踏会が開催されるのが7月7日の七夕の夜。織姫と彦星が年に一度の逢瀬を楽しむ日に、仮面をつけた紳士淑女が一堂に集うというのだから、キニナル指数がマックスになるのも無理はない。そこで当日、突入してみることに。
仮面舞踏会の舞台はマリーンシャトル。この日はあいにくの雨模様
受付時に仮面を手渡される。参加費用は男性8500円、女性7500円
17時30分になると、山下公園の観光船ターミナルの受付にはこの日の主役が三々五々と集まってきた。ここで仮面を受け取り、マリーンシャトルに乗船するわけだ。ドレスコードはないものの、仮面舞踏会の名にふさわしく女性の9割以上がドレス、男性の8割がスーツでビシッと決めていた。この日のコースは大黒埠頭やベイブリッジなど東京湾を周回する約1時間半のコース。
二階の一室が貸し切りになっており、パーティはここで行われるようだ。参加者は受付時に渡された番号に応じて着席。一席あたりだいだい男女3名ずつ同席する。軽食やワイン、ビール、ソフトドリンクが用意されている。スタート前から談笑し合う光景も見受けられ、参加者全員が仮面を着けていることを除けば、普通の婚活パーティと変わらない。
この日の参加者は男女合計で90名。仮面をかぶっているのではっきりと判断できないが、主催者側の発表によると30代前半が中心で、約4割が1人で参加されたという。
6人掛けのテーブルに男女3対3になるよう振り分けられる
司会を務めるのはラジオのパーソナリティとして活躍するTAKA江川さん
出席者が揃ったところで、オペラ座の怪人のテーマ曲に乗って司会の男女が登場。もちろん二人とも仮面を着けている。
主催者は企画・制作会社「station81.com」(横浜市中区)。同社はテレビやラジオなどで活躍する現役ディレクター、ラジオパーソナリティ、構成作家らで構成されているだけあって、こうした演出はさすがだ。会場内は一気にヒートアップした。
仮面舞踏会の名にふさわしくパーティのメインはダンス。都内でダンスクールを開校している土屋純一&五十嵐朋子ペアによる社交ダンスレッスンがスタート。1回目はくじ引きで十数組の男女ペアがレッスンを受けた。
最初は照れてステージに上るのも躊躇していた参加者も、お二人の指導を受けると、徐々に様になってくるから不思議だ。2回、3回目のダンスタイムには自分でパートナーを選びダンスするようになったくらいだ。
土屋純一&五十嵐朋子ペアによる模範演技
五十嵐さんの指導は文字通り手取り足取り指導