超高層ビル「ランドマークタワー」の屋上はどうなってる!?
ココがキニナル!
誰もが知っている高層ビル「ランドマークタワー」。その屋上ってどういう感じになっているのか気になります。一般人は絶対に入れない場所だと思うので、突撃取材してきて欲しいです。(濱のホタルさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
屋上の中央には緊急離発着用ヘリポートがあり、隅には窓掃除のためのゴンドラが格納されていた。屋上からの眺めは、不思議な迫力があった!
ライター:吉澤 由美子
横浜市の全区から見ることができる横浜ランドマークタワー。296mの高さはみなとみらい21地区の中でも抜きん出て高く、まさに横浜のシンボル。天気の悪い日にはビルの上部が雲に隠れてしまうこともあるほど。
真下から見上げると、緩やかに先細りとなった超高層ビルがこちらに倒れ込んできそうな迫力! 近くを歩いていた遠足の小学生が「うわー、倒れてくる!」とふざけながらも足早になっていたけれど、その気持ちはわかる。
側面のカーブが高さをより強調して迫力ある眺め
来年は横浜ランドマークタワーが開業して20周年を迎える。記念すべき節目を迎えるにあたって、横浜ランドマークタワーに隠された魅力をぜひ伝えたい。
横浜の夜景は、このビルあってこその美しさ
そういう熱い思いを抱いて横浜ランドマークタワーに屋上の取材を申し込んだところ、快諾をいただいた。さらになかなか見ることができない屋上に加え、制振装置まで見せていただけることに!
屋上や制振装置を案内してくださったのは、三菱地所ビルマネジメント株式会社の横浜営業管理部担当部長である菊池竜二さん。
「来年の20周年に向けて、イベントを企画中です」と菊池さん
比較のため、スカイガーデンで眺めをチェック
屋上から眺めた時に眺望の違いがわかるよう、まずは横浜ランドマークタワー69F展望フロアのスカイガーデンへ。
海と山、両方が楽しめる眺望はスカイガーデンならでは。そして、みなとみらいから山手の丘までの変化に富んだ美しい眺めは見飽きない。
季節や時間によって魅力を変化させる横浜港の眺め
ガラスに張り付くと真下のドックヤードガーデンまでバッチリ見える。
画像の下中央にドックヤードガーデン
スカイガーデンからの眺めを確認したところで、いよいよ屋上へ!
ところで、横浜ランドマークタワーにはエレベーターが全部で79台(一般乗用:57台、人荷用他:22台)もあるらしい。
屋上へ行くにはバックヤードにある業務用のエレベーターを使う。このエレベーターがすごかった。
なんと、行き先階数の押しボタンが73個もあるのだ。B3~B1、1F~70F、全てのフロアのボタンがずらりと並んでいるさまは圧巻。
10階ごとに並んでいる
このエレベーターで70階まで上がり、幅2mくらいの廊下を進むと階段がある。
階段を3フロア分くらい上ると、その先に屋上への扉があった。
ドアの上には「緊急離着陸場」という表示
さぁ、いよいよ横浜ランドマークタワーの屋上が目の前に!