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「第30回横浜開港祭」はどんなイベント?

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6月2日に行なわれる「第30回横浜開港祭」は、どんなイベントなんですか?

はまれぽ調査結果!

今年は災害支援を目的とし、様々な催し物が開かれます!

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ライター:河野 哲弥

今年でちょうど130周年を迎える横浜港。

その開港記念日である6月2日に合わせ、「第30回横浜開港祭2011」が、今年も赤レンガパークで行なわれる。その詳細や見どころを聞きに、実行委員会が置かれた横浜青年会議所を訪ねてみた。
 


今年初の試み「熱気球」も登場




開催6日前の同会議所では、熱気ムンムンの打ち合わせが行なわれていた
 


横浜の元気をかき寄せる「熊手」が飾られる
 


対応頂いた、実行委員会の権藤副委員長


権藤副委員長によれば、開港祭は大きく3つのイベントに分かれるそうだ。

各種ショーや式典が行なわれる「ステージイベント」、船舶などへの試乗体験ができる「マリンイベント」、グルメをはじめとした各種レジャーが楽しめる「ランドイベント」である。

更に今年は、「がんばれ日本!心をひとつに」をコンセプトとして、災害支援の取り組みも行なわれるらしい。
そこで、3つのイベント別に、そのお勧めや今年ならではの新しい試みを聞いてみることにした。



ステージイベントのお勧めは「横浜銀行 ドリーム オブ ハーモニー」


 


去年の「横浜銀行 ドリーム オブ ハーモニー」の様子


横浜市民約1,000 人による大合唱は、例年を通して最大の呼び物になるのだとか。

今年はZARD の「負けないで」、いきものかがりの「ありがとう」など、震災地へ元気を届ける内容が選ばれている。取材時で既に4回の練習が行なわれたそうだが、回を増すごとに上達していくのが凄いと、権藤さんは言う。

また、地元の小学生3人と先生1人で結成されたチームによる「横浜開港祭 クイズ選手権」は、今年はじめての試みとなるそうだ。横浜に関するウンチクがたくさん出題されるので、「はまれぽ」の過去記事も要チェック。



マリンイベントでは、帆船「あこがれ」の一般公開が行なわれる


 


事前公募による「あこがれ」の体験乗車


「あこがれ」への参加は残念ながら、現在締め切ってしまったそうだが、一般公開されるようなのでチェックしたいところ。また、自衛艦「はたかぜ」の乗艦や、熱気球で空から横浜を眺めるフライト体験などは当日でも参加可能のようだ。

この熱気球は今年が初めてなので、記念すべき1人目を狙ってみてはいかがだろうか。
なお、収益金の一部は、被災地への義捐金として寄付されるとのこと。



お待ちかね、ランドイベントの「スウィーツパラダイス」は11店舗が参加予定
 


売上は全て義捐金となる「スウィーツパラダイス」


港南区大久保にある洋菓子店、プチ・フルールの「卵たっぷりのクリーミープリン」をはじめとした、横浜の各種スイーツが集まるこのイベントは、昨年までは優勝者を決めるグランプリ的な要素が強かったのだとか。しかし今回は、11種の中から好きな3アイテムを選べるビュッフェスタイルに変更。売上の200円は全て震災地への寄付となるそうだ。

また、被災した地域の特産品を扱う「東日本物産展」は今年ならではの試み。
赤レンガパークのメインストリートという目抜き通りで行なわれ、委員会としては全力でサポートする姿勢のようだ。



昼と夜、2つの顔を持つ開港祭は、見どころがいっぱい



日中は各種イベント、夜は林 文子市長の挨拶やエコキャンドルイベントなど、一日を通して楽しむことができる仕掛けを多数用意している開港祭。

特に今年は、家の中に閉じこもりがちなお子様向けの企画を多数用意しているとのこと。
中には今年しか予定されていない催し物もあるので、是非ご家族で楽しんでみてはいかがだろうか。

そして開港祭を通じて、浜っ子の復興支援に対する心意気を、日本中に届けたいものである。
なお、各催し物の時間などの詳細は、公式ページにてご確認下さい。


―終わり―
 

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