昭和にタイムスリップ!? 新横浜駅近くにあるサラリーマンのオアシス「オゾン通り」ってどんなところ?
ココがキニナル!
昔、新横浜近辺に勤めている時、オゾン通りでよく飲みました。オゾン通りが今どうなっているのか取材してください。(ぜんちゃんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
天窓があることからビルの前オーナーが“オゾン通り”と命名された可能性大。現在もサラリーマンの憩いの場として健在だった!
ライター:松宮 史佳
以前、大和田伸也さん&五大路子さんご夫婦の“愛の掲示板”を取材すべく、新横浜駅を訪れた松宮。その際に“超・昭和の香りが漂う空間”と遭遇し、「ここは一体!?」とキニナっていた。投稿にある“オゾン通り”とは「もしやあの昭和的空間?」
ネットで調べてみると、どうやら“超・昭和的なエリア=オゾン通り”らしい!
しかし、なぜ「オゾン通り」なんだろう? 不思議に思い、横浜市役所に問い合わせてみる。が、わからず。港北区役所にも尋ねてみるが、「誰も分からない」との答え。
これは現地に行き、「オゾン通り」の名前の由来を聞くしかないっ! と、いうことで久々に新横浜駅に突撃!
「オゾン通り」の名前の由来が明らかに!
JR新横浜駅に到着し、「オゾン通り」がある篠原口から出る松宮。だが、オゾン通りが見つからない! 以前、“愛の掲示板”を取材した時には「オゾン通り」へ辿りつけたのに!
・・・この日の気温は35度。“自分の体温とほぼ同じ”という猛暑の中、道を迷って汗だくに。・・・結局20分ほど迷い、新横浜地下道を歩いてなんとか「オゾン通り」に到着!
“懐かしさ満載”の「オゾン通り」
“コインロッカー200円”“エンリコにて放映中”がキニナル!
ちなみに「オゾン通り」の正式名は「篠原口飲食店街」というのだ!
しかし、投稿にもあったようにここは「オゾン通り」と言ったほうががわかりやすそうだ。「オゾン通り」は「新横浜ビルディング」というビルの地下1階。中には、今となってはめずらしい喫煙スペース&数の豊富な自動販売機が並んでおり、“昭和的な雰囲気”を醸し出している。
これだけゆったりとした“喫煙スペース”がビル内にあるのはめずらしい
まずは以前、はまれぽでも取材させていただいたそば庵「戸隠(とがくし)」に行ってみることに!
そば庵「戸隠」へ!
入口で「居酒屋」「一寸一ぱい(ちょっといっぱい)」の文字に注目!
店主の木下和茂(かずしげ)さんにお話を伺う。木下さんによると、「戸隠」は創業26年ほどで「オゾン通りができた当初からある」とのこと。ほかには喫茶&ダイニングバー「エンリコ」や「寿司 江戸銀」も同じ時期に創業した、と木下さん。また、居酒屋「新横のまぐろや」も以前はカレー屋を営むなど、業種変更はあったものの、経営者の方はずっと同じらしい。業種を変えて古くから続いているそうだ。
とっても気さくで親切な店主・木下さん
「寿司 江戸銀」や・・・
「新横のまぐろや」も老舗なのだ!
ちなみに「オゾン通り」の店舗同士は「仲がよく、付き合いがある」とのこと。
「オゾン通り」の歴史にとても詳しい木下さん。もしや“オゾン通りの名前の由来”を知っているのでは!? と思い、尋ねる。すると、「ビルの前オーナーがオゾン通りと付けた」と答えてくれる。しかし、残念ながら前のオーナーの方は「最近亡くなった」とか。「オゾン通り」には天窓がある。そのため、天窓が“オゾン層のホール”を連想させることから「オゾン通りと命名したんだと思う」と木下さん。「なるほど!!!!」思わず納得する松宮。
天窓から“オゾン”を連想するとは・・・とっても洒落たネーミングセンス!
“超・昭和的空間+天窓=オゾン通り”その発想がとってもステキ。