食欲の秋、到来! 横浜でじっくり「秋の味覚」が楽しめるお店を教えて! 野毛編
ココがキニナル!
秋の味覚を、じんわりじっくり味わえる野毛の「あうん酒房 楽」と「大黒屋」の2店を紹介。美味にもほどがある、逸品の数々。
ライター:クドー・シュンサク
	○○の秋・・・。はまれぽユーザーのみなさんは、何の秋がお好きでしょうか。
	今年こそは、成婚の秋になればいいなと思っていましたが、きっちり無理でした。
	
	ちょっと前からやっている妙ちくりんな占い。あれでいいこと書いてあるのか見てみると、いいこと書いてあった日にいいことあったりしたのは気のせいか。気のせいか・・・。成婚が遠いには変わりないし、まあ、いいか。
	そんな秋ですが、食欲の秋、秋の味覚をそぞろにご紹介といきます。
	
	今回は、この時が旬の食材を使ったメニュー、つまり「秋の味覚」を、腰を据えてじっくりゆっくり楽しめる野毛の2店舗をご紹介。
	
	同行はもちろんあのオネエ口調、会話にうっとうしい説明を盛り込むウザ宮城メガネくん(編集部・独身)。
	
	野毛へ。
	
	
	
	創作と確かな腕「あうん酒房 楽」
	 
	
	おじゃまします
	 
	
	店内
	 
	
	奥には座敷も
	 
	野毛に店を出し、2014(平成26)年の12月で丸14年になるという「あうん酒房 楽」。
	店主の方にお話から伺う。
	 
	
	
	店主の藤原謙二さんは関内にある某有名店の元料理長
	 
	良い素材のある場所から良いものを仕入れ、それに合う仕込みと調理、そして創作を施し美味しいものとして提供する。創作には意外な組み合わせや和と洋を織り込むモダンなものまで多数。創作料理の中には、海老とトマトをホワイトソースで和えたものを天ぷらにする料理などもある。
	 
	
	
	藤原さんのキャリアは地元福岡の親戚が営む寿司店から始まった
	 
	その名残りで、旬の魚を使った寿司のメニューもあるという。
	今回は秋の味覚ということで、藤原さんおすすめの料理を3品、いただくことに。
	 
	
	
	まずは、さんまの刺身(850円)
	 
	
	いただきます
	 
	まず、見た目。北海道から仕入れる生さんまは皮の銀がとてもあざやか。血合いもキレイな色をしていて、鮮度のいいことが目に見えて分かる。
	そいで包丁を入れるのではなく、柵に切られていて食べ応えも良し。しっかりと脂が乗っているサンマは、一口ほおばると濃厚なうまみがジワっと広がる。歯応えも良し。ショウガやミョウガといった薬味もさることながら、キュウリのツマといただくサンマ刺は格別の美味さ。気持ちが高揚してきました。
	 
	
	
	食べたそうな顔をしているメガネくん
	 
	
	続いては、秋鮭とキノコのバター醤油焼き(750円)
	 
	
	いい香りですわ
	 
	ほくほくの秋鮭、その脂の乗った味に4種のキノコとバターと醤油の香りが重なる。一口食べるとじんわーりと、秋。秋が、美味い。
	 
	
	
	とどめはこちらのグラタン
	 
	秋のグラタンといえば、それこそ鮭やキノコのグラタンは口に憶えがある。
	しかし、藤原さんの創作が発揮されたこのグラタンは驚きの具材の組み合わせ。
	 
	
	
	柿と牡蠣のグラタン(800円)
	 
	山と海のカキが自家製のホワイトソースをまとい、たっぷりのチーズで焼き上げる。
	牡蠣の旨みとホワイトソースのコク、柿の甘さとチーズの塩み、4つの味がグッとひとつになり、ここでしか味わえない至福の秋の味に。料理に果物がここまで美味いとは。柿の甘さが旨みとコクと塩みをグッと引き立てる。底なしの美味さで、衝撃的な美味さ。
	参りました。
	
	これらの「秋の味覚」提供期間は、藤原さんが「秋だなあ」と感じている期間のみ、という季節の雰囲気的なもの。今年の提供は始まっているが、終了時期は未定とのこと。
	 
	
	
	そして日本酒に強くこだわる、あうん酒房 楽
	 
	この日本酒の品ぞろえのほかに、常時季節の美味い酒を数種類そろえているとのこと。
	プライベートで、ゆっくり楽しませていただきたいと思いました。
	 
	
	
	ごちそうさまでした
	
	
	
	 




