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頂点を目指す戦いはビールとともに!? DeNAベイスターズの「クラフトビールイベント」って?

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熱い戦いを繰り広げる横浜DeNAベイスターズがクラフトビールイベントを開催! クラフトビールの未来はベイスターズに掛かっている!?(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

横浜といえばやっぱりビール!



去る2018(平成30)年4月23日、横浜スタジアム前にある複合施設「THE BAYS(ザ・ベイス)」で、『THE BAYS CRAFT BEER DAY -クラフトビールの未来-』と題するトークセッションが開催された。

「クラフトビールの日(4月23日)」にビール好きが集まり、クラフトビールにまつわるゲストのトークやオリジナルビールが楽しめるというイベントだ。
 


会場の「THE BAYS」の建物は横浜市の有形文化財でもある

 
なぜ横浜DeNAベイスターズがビール? という質問は野暮だろう。DeNAベイスターズはこれまでも球団オリジナルのクラフトビールを球場で販売し、盛り上げに一役買ってきた。今年からは「THE BAYS」内の「&9(アンド・ナイン)」にクラフトビアバーも新設し、試合がない日でもオリジナルビールを楽しめるようになっている。
 


こちらは「&9」限定クラフトビール『ベイスターズ・ポーター』

 


「&9」の内観。クラフトビールがいつでも飲める!

 
今回のトークショーに登壇したのは、横浜DeNAベイスターズ初のクラフトビール「ベイスターズ・エール」を開発した横浜ベイブルーイング株式会社の鈴木真也(すずき・しんや)代表取締役や、「ベイスターズ・ラガー」の開発を担当した木内酒造合資会社の醸造士である宮田輝彦(みやた・てるひこ)氏、ビアジャーナリストで評論家の藤原(ふじわら)ヒロユキ氏の3人。

 


会場は「THE BAYS」の2階『CREATIVE SPORTS LAB』

 


ビールの祭典らしく、まずは「ベイスターズ・エール」で乾杯!

 
トークショーでは、DeNAベイスターズのオリジナルビール制作にまつわる裏話や苦労、そしてビール造りの楽しさについて語り合った。
中でも驚いたのが、クラフトビールを作る際の細かな計画性。材料の配合などを細かく記した設計図とも言えるレシピを元に、完成した味を計算した上でビールが作られているという。その繊細な作業や飽くなき情熱に、3人のビール愛をまざまざと感じさせられた。
 


左から宮田氏、鈴木氏、藤原氏の3人

 
もう1つ驚いたのが、野球とビールの関係性。野球イラストレーターとしても知られる藤原氏は、アメリカの球場や野球チームとクラフトビールの切っても切れない関係を解説。同国の白ビール「ブルームーン」が、もともとはコロラド州の球場「クアーズ・フィールド」内で作られていたなど、さまざまなエピソードを話した。
 


クラフトビールについても未知の知識が次々と披露される

 
やはり野球とビールの親和性は高く、表題にもある「クラフトビールの未来」については、3人が「横浜DeNAベイスターズに掛かっています!」と結論付ける一幕も。球場の中だけでビールや食べ物を楽しむのではなく、観戦までの道すがらでも食や飲み物を楽しめる「駅から球場までを一体化した文化が必要」(藤原氏)と球団に熱望していた。

横浜DeNAベイスターズでは、球場のみならず街全体にスポーツの力でにぎわいをもたらす「横浜スポーツタウン構想」が進行中。2020年までのハマスタ改修工事を経て、球場を街と市民に開かれたコミュニティ空間に生まれ変わらせる構想で、それを盛り上げる1つとして「クラフトビール」も大切な要素だ。

「&9」はもちろん、ライフスタイルショップ「+B」などが入居するTHE BAYSは、この構想のパイロットプログラムとして位置づけられている。
 


日常生活でも使える雑貨やアパレルがたくさん

 
2018年のシーズンが始まってから13試合で、球場内でのビールの売り上げのうち37.4%がベイスターズブランドビール。これは過去2年を上回るペースで、クラフトビールの文化がハマスタに根付き始めたことの証明と言えそうだ。

クラフトビールに魅入られた男たちが、いかにビールにのめり込んでいったかというトークは聴衆の心をつかみ、トーク後にはますますビールが飲みたくなるのも自然なこと。
 


というわけで、トークショー後はビアパーティーに突入

 
パーティーでは横浜ベイブルーイングの「ベイスターズ・エール」や「IBUKIHOP(いぶきホップ)」、木内酒造の日本未発売の「ゆずラガー」が登場!
 


それぞれの味わいの違いがはっきり分かる

 
フルーティで苦みが少ないベイスターズ・エールは万人受けする味。対して、IBUKIHOPはホップの味がしっかりと出ている豊かな味わいだ。そして、ゆずラガーははっきりとユズの香りを感じさせながらも後味はビールそのもののすっきりとしたテイスト!
それぞれの材料やレシピの違いで、大きくその印象を変えるクラフトビールの魅力がこれでもかと感じられた。



取材を終えて



横浜DeNAベイスターズでは、THE BAYSを起点にして、これからもイベントを行っていく予定だという。人と人が交流する場所を生み出すことで、横浜の街の更なる発展に貢献していきたいという考えがあるようだ。

ますます熱い戦いが続く2018年シーズン。球場を訪れた際は、やはりオリジナルのクラフトビールを片手に応援したい。「日本のクラフトビールはハマスタから!」というのも、あながち夢ではなさそう!


ー終わりー
 
 

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  • &9はライン洗浄がいい加減なのが残念。飲食店は造り手との架け橋になっていることを意識して、もっと真剣に向き合って欲しい。

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