横浜DeNAベイスターズの2020年度の新入団選手発表の様子をレポート!
ココがキニナル!
横浜DeNAベイスターズに、2019年ドラフト指名された期待の新入団選手たちの会見が行われた。どんな選手が入団したの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
3人の大学生と4人の高校生からなる「フレッシュなメンバー」が入団。即戦力の選手もおり、「非常に期待できる」とラミレス監督
ライター:田中 大輔
10月に行われたドラフト会議を経て、来季から横浜DeNAベイスターズの選手となることが決まった7人の新しい星たちが、横浜市内のホテルに集結し入団記者会見に臨んだ。
DeNA体制になって以降、かつての“定位置”だった最下位はおろか、Bクラスも縁遠くなりつつあるDeNAベイスターズ。その力の一つにはドラフトで獲得された自前選手たちの頑張りがあることは間違いがない。
今年もチームの新たな力となるルーキーたちが、いよいよユニホームに袖を通し、報道陣の前に姿を見せてくれた。
フレッシュなメンバー
会見冒頭で挨拶をした三原一晃(みはら・かずあき)球団代表は、3人の大学生と4人の高校生からなる今季新人の特徴を「フレッシュなメンバー」と評した。
新たなメンバーを獲得できたと報告する三原球団代表
「新しくできたDOCK(チームのファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」)で、コーチも増やして育成に力を入れていく。彼らが最初にそこで成長して、一軍に上がってきてくれる。これから先のスターぞろいです」と胸を張った。
続いてマイクを握ったラミレス監督も「若い選手を獲得できた」と話し、「この中の何人かは即戦力。来年、非常に期待できると思っています」と続けた。
にこやかな表情でルーキーたちを迎えたラミちゃん監督
さらに、新人選手の家族にも目を向け、「自分の子どもがプロになったのを見て、笑顔になっている。それをうれしく思います」と監督らしいコメントを送った。
大注目のドラフト1位! 森敬斗選手
監督や球団スタッフ、そして家族に見守られながら登壇した若き星たち。7人の選手たちを全員、紹介していこう。
まずはドラフト1位。地元神奈川の名門校、桐蔭学園高校から入団の森敬斗(もり・けいと)選手。
内野手・右投左打・背番号6。桐蔭学園高校から入団
毎年恒例の、色紙にしたためた所信では『泰銘』の二文字。これ、あまり知られていない熟語ではなく、森選手が自ら考えたという造語。
「物事に動じず、周りに流されないという意味を込めた「泰(たい)」と、野球は1つのプレーで流れが変わったり、周りから見られる目が変わるという意味で「銘(めい)」を選びました」とのことで、「自分の目標を一文字ずつにして書いた」のだそうだ。
可愛らしい顔立ちも人気が出そう。年上女性にモテそうなタイプ
ユニホームに袖を通したことで「チームの一員になれたのと同時に、責任も感じている」と話し、6に決まった背番号については「一桁を付けるということで、期待の大きさを感じています。6に似合うような選手になりたい」とコメントしてくれた。
監督からは「すべてができる選手になれる」と評された森
しっかりしているようで、会見中には話をしているうちに記者からの質問内容を忘れてしまう一幕も。
本人曰く「緊張しないタイプなんですけど、しゃべってるうちにアレ? って。知らぬ間に緊張していたのかも」とお茶目な一面も見せてくれた。
「質問、忘れました」と照れ笑いの森
ファンへのメッセージを求めると、「地元の球団だし、背番号6もあって、期待は大きいと思います。しっかり活躍して、もっともっと応援してもらえるように頑張ります!」と力を込めてくれた。