老舗ストリップ劇場「黄金劇場」が再開したって本当?
ココがキニナル!
老舗ストリップの「黄金劇場」が再開したとの話を聞きました。経営者は変わったのか、また、常連だったお客さんは戻ってきているのか、調査してください。(恋はタマネギさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
経営者は変わらずに、9月1日から営業を再開。常連客も戻ってきているとのこと。ただ、処分が確定していないため、今後営業停止になる可能性も。
ライター:はまれぽ編集部
劇場内と楽屋を案内してくれた! (続き)
さらに、楽屋として使用され、現在は島根さんも泊まり込むことが多いという2階部分の大部屋も案内してもらうことができた。
以前から、繁忙期には寝泊りもできるよう、荷物や布団などを置くスペースが確保されていたそうだ。シャワールームやトイレ、炊事場などがあったほか、中には着替えと思われる洋服が掛けられた部屋もあり、生活するのに苦労はないように見える。
12畳程度の広さの楽屋では、2名の踊り子の女性が準備を行っていた
2階にはトイレやシャワーも
30代の従業員が使用しているという部屋には着替えらしき洋服が
現在、踊り子として出演しているのは1日2~3名程度。ダンスショーのほか、トークや客と一緒に歌うカラオケなど、客との交流に重きを置いた演出を心掛けているという。
客の多くが年配の、それも独り身という人が多いため、「ショーを見るというより踊り子と話しをしにきている」と島根さんは言う。
取材当日、以前から常連だったという男性客3名が訪れていた。島根さんから連絡を受けたり、仲の良い常連客同士で連絡を取り合ったりなどして再開の噂を聞きつけ、常連客も戻ってきているそうだ。
そのうちの一人に話を聞くと、「こういう、昔ながらの劇場がすっかりなくなっちゃって正直寂しい」と話してくれた。島根さんとも気心の知れた仲のようで、昔話に花を咲かせていた。
取材の前日には、90歳になる男性が訪れ、熱心にカラオケを歌って帰ったという。周辺住民との関係も良好だったようで、劇場に人の出入りがなかった期間は、屋外の植木に近所の住人が水をやりに来ていたそうだ。
留守中は近所の住民が管理していたという植木が置かれている
台風で落下したという看板はむき出しのまま
漏電の危険があるとのことで、夜も看板の照明は消えたままだ
取材を終えて
近く聴聞会を経て、営業停止の処分が下った場合は「黄金劇場」はその歴史に幕を下ろすことになるかもしれない。一方で、なじみの客や周辺住民とは良好な関係を築いていたこともあって、惜しむ声が少なからずあることも事実だ。
島根さんは、今後経営からは手を引き、健全に生まれ変わった劇場をこれからも見守っていきたいと話す。
はたして「黄金劇場」の今後はどうなっていくのか。はまれぽでもその行く末を見守っていきたい。
―終わり―
bubukaさん
2015年12月02日 00時54分
性器じゃないよ身体の一部。見せて何が悪い?何でもかんでも縛り付けるから歪んだ社会が出来上がる。くだらねぇ行政め。
エル2さん
2013年02月10日 23時22分
黄金町が寂れていく、ガード下には無数の不思議な店、川沿いには屋台が立ち並び駅前にはカジノもあった。根岸屋もありヌード酒場もあり大勝館の映画もあり、そしてこの黄金劇場には何回か遅くに入った記憶がある。つまらない街になってしまった。
Hiro-Cheungさん
2013年02月10日 00時41分
濱マイク映画『遥かな時代の階段を』で鰐淵晴子が妖艶な踊りを披露していた姿が忘れられない。私は同性のストリップを観る趣味は無いが、あの看板がなくなったら風景的にも寂しいので、なくならないでほしい。いっそ黄金町の歴史的風物(名物)として残すべきなのでは…?