ベイスターズジュニア、ついに始動! 初練習の様子をレポート
ココがキニナル!
横浜DeNAベイスターズジュニアチームの初練習の様子はどんな感じだったのでしょうか。(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
3時間みっちりと濃い練習だった!声も出ており随所にいいプレーが見られ、練習終了後にはキャプテンも決定!本大会に向けて前進あるのみ!!
ライター:田中 大輔
飛び交うボールと元気な声 (続き)
練習とは言え、ほとんど空振りすることなく、中にはホームラン性の打球を飛ばす選手も。また、ノック以上に生きた打球を受ける守備側にもいいプレーがあり、さすが精鋭ぞろいのジュニアチームといった感じ。
小山田保裕監督に見守られながらバットを振る
小学生とは思えない豪快なバッティングを見せる選手も
実は、この日の練習は16時までの予定だったが、「今日は少し早めに終わると思う」と伝えられていた。初練習だし、そこまで激しくはやらないのかな、という感じだった。
ところが、いざ始まると雰囲気は一変。
ミスが出れば「もういっちょ!」の連続で、妥協のない濃密な練習。結局、16時までフルに時間を使った初練習となった。
監督直々にキャプテンを指名
練習の合間に小山田監督に話を聞くと、「僕にとっても初めての監督、初めての練習です」と気を引き締めている様子。
「みんな元気があって、こっちもやる気になる」と話し、本格的なチームの始動に「ワクワクしますよね」と笑顔を見せてくれた。
監督にとってもこの日が初めての練習となった
練習のポイントを聞くと「今日は元気な姿が見られればそれでいいです」と、まずはチームが動き出したことにうれしさを感じている様子だった。
さて、練習終了後。
監督自らの指名で、チームのキャプテンが決定した。
選ばれたのは、結団式とその後のお披露目でも代表としてスピーチを行った稲玉零くん。
「あのときの堂々とした姿も良かったので」と監督から直々のご指名に、緊張しながらも少しうれしそう。
左から副キャプテンの蔵並君、千島くんとキャプテン・稲玉くん
立候補制となった副キャプテンには、定員の二人以上が挙手。
ジャンケンの結果、千島匠くんと蔵並秀人くんの2名に決定した。
監督は「たくさんの子が手を上げてやる気を見せてくれたのがうれしかった」と頬を緩めた。
キャプテンとなった稲玉くんは「金メダルを持って横浜に帰ってきます!」力強く話してくれた。
強肩が売りの稲玉くん。練習中にも鉄砲型を見せてくれた
2012年ベイスターズジュニア初練習(キャプテンインタビュー)
(YouTubeにリンクしています)※音声が流れるのでご注意ください
初練習について聞いてみると、「疲れました」と苦笑い。
普段の自分のチームの練習よりも時間は短かったが、いつもと違う環境やレベルの高さで気疲れがあったのかも。
話してみると、丁寧にしっかりした受け答えをしてくれる少年。
練習中に周りに声をかけるシーンも見られたし、キャプテン向きという印象だ。
取材を終えて
とうとう本格的に動き出したベイスターズジュニアチーム。
これからも週末の練習や練習試合の予定が目白押し。
小山田監督も、その中で「セレクションとは違った部分の動きや、試合の中でのプレーを見てポジションなどは決めていきたい」と話していた。
練習後は自分たちでボール磨き
年末の本大会に向けて期間は短いが、それまでにひとつのチームとしてどれだけ強くなれるか。今後の彼らの頑張りに期待だ。
優勝目指して頑張れ、ベイスターズジュニアたち!