本牧にある陶芸センターってどんなところ?
ココがキニナル!
骨董や焼き物を見るのが好きで自分でも作ってみたいのですが、設備が身近に無く躊躇しています。本牧に「陶芸センター」という施設があるようで、体験取材していただけませんか。(濱のホタルさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
三溪園に隣接する『横浜市陶芸センター』には1500円の体験講座が。丁寧な指導員の方のもと、“手びねり初級教室”を体験してきた。
ライター:クドー・シュンサク
実際に自分で陶芸に挑戦
筆者は徳利(とっくり)を作ることに。「難しいのいきますね」という指導員の方の声に一抹の不安をお供に陶芸開始。
ご指導いただいた通りに土台を作る
作っていく過程は和やかながら緊張感のある空気へと変わっていく
いびつながら徳利(とっくり)の高さへのばしていく
指導員の方のお手本を見た雰囲気で取り掛かってはみたものの、さすがにうまくはいかないもので、完成できるか否かの多少の焦りも感じつつ作業を進めていく。
粘土に気を送るかのようにコツを教えてくれる指導員の方
時間はあっという間に終了10分前。まったくの初心者である筆者の無謀な挑戦は続く。
徳利(とっくり)の高さに近づいてくる
指導員の方の助けもありようやく形になる
そして仕上げ
完成
時間を少しオーバーしながらも、なんとか完成。
ここで、お世話になった指導員の方を紹介しよう。
指導員の持田さん
持田さんは陶芸歴11年で指導員としては7年ここで勤めている。陶芸というカタいイメージの芸術でありながら、体験教室は和やかに、そして充実した作品作りをする持田さんの指導がとても印象的でもあった。
一緒に体験教室に参加した方にも感想を聞いた。
教室初参加の竹谷さん
自宅に茶道具がたくさんあり、もともと陶芸に興味があったという竹谷さんは、丸いマグカップを制作。出来上がったらミネストローネを飲みたいとのこと。「緊張感ある汗をかけていい時間が過ごせた」と話してくれた。
体験教室で作った作品は、これから乾燥、2度の焼き上げを経て、1ヶ月後に完成する。
こちらが焼き上げの窯
取材を終えて
昭和45年に横浜市直営の青少年陶芸センターとして設置された。
毎月土日を中心に、1500円の1日体験講座を開いている。また、親子で参加するためのコースや、団体教室、慣れてきた人のための自由作陶教室などさまざまな講座も用意されている。
敷居の高いイメージがある陶芸を、もっと多くの方に知っていただき陶芸の楽しさを実際に感じてほしいと職員の方々が話してくれた。
体験してみて、自分の作った作品が形になるというのはとても胸が躍る気持ちになった。
興味をもっていただいた方は、本当に気軽に陶芸の楽しさを実感してみてはいかがだろうか。
―終わり―
横浜市陶芸センター
横浜市中区本牧三之谷59-3本牧市民公園内
開館時間/9:00~17:00
休館日/12月29日(土)~1月3日(木)
こたろじさん
2012年11月26日 19時05分
焼き上がりも見たい!
濱のホタルさん
2012年11月26日 11時39分
記事への採用をありがとうございました。面白そうですね、誰かへのプレゼントに手作りの器なんて喜ばれそう。それなりに練習してからでないとあげられませんが(笑)。ぜひチャレンジしてみたいです。