横浜「1000ぶら」商店街探訪Vol.19 はまれぽ読者のために「三ツ沢商店街」でお歳暮を購入!
ココがキニナル!
三ツ沢商店街で「お歳暮」を作成! 赤ワイン、クラッカー、栗まんじゅうとチョコレートにお煎餅。ストラップやコースターを詰めて読者プレゼント!
ライター:藤井 涼子
お歳暮に、まずはお菓子を!
お歳暮といえば、まずはお菓子を入れたいところ。
向かったのは和菓子店「千代田楼(ちよだろう)」
創業60年以上の老舗和菓子屋さんだ
お話しを伺ったのは菅野(かんの)さん。菅野さんは結婚して姓が変わったので、店主はお母さんである「田中さん」とのこと。お店は菅野さんのおじいさんの代から。今は「田中さん」で2代目。
「静かにお店をやりたいから取材はちょっと・・・」と言いながらも、優しくOKしてくださった
「以前に比べて品数も少なくなっちゃって・・・」と何度も言っていたが、ショーケースにはさまざまなお菓子が並び、取材中もお客さんが何度も訪れて和菓子を購入していった。
美味しそうな和菓子や、贈答用の箱入り商品などが並ぶ
人気商品の中から、日持ちするものを購入しよう。
甘いものと甘くないもの、の組み合わせで、結局栗まんじゅうとお煎餅に決めた!
栗まんじゅう1個(130円)と・・・
お煎餅1枚(32円)
合わせて162円のお買いもの。
1000円札を渡す。端数の2円を1円玉で出せなくてすみません
地域密着型の酒屋さん
和菓子を購入し、商店街をまたぶらり。
横浜の家系ラーメン全店制覇への道 其の六で登場した「麺やだるま」も三ツ沢商店街にある
お歳暮といったら、ビールとかハムとかそんなイメージもあるなぁ、と思っていたところ酒屋さんを発見。
「遠州屋(えんしゅうや)」
店主の佐藤実さん。
「近所にチェーン店ができて、経営がなかなか厳しいんだよ」と言いながらも、配達の準備で忙しそう。
お歳暮用の商品の包装中にお邪魔しました
創業は1960(昭和35)年、佐藤さんは2代目だそう。常連客が多い地域密着型の酒屋さんだ。
沢山のお酒が並ぶ
プレミアム焼酎「赤霧島」もある
何かお酒をひとつ買いたいが、残金は838円。この小銭で買えるお酒は何かな・・・と店内をウロウロ。
そして、可愛らしいワインを発見。
「生葡萄酒 300ml(313円)」の赤と白
「この生葡萄って普通のワインと何か違うんですか?」と聞いてみたところ、「普通のワインと一緒だよ。でも小さくて飲み切りサイズだから人気だよ」とのこと。
なるほど、「一人でちょっと飲みたい」という気分の時の家飲み用にぴったりだ。では、これを購入決定! 筆者の好みで赤をチョイスした。
手作り豆腐店へ
さて、遠州屋を出て、はす向かいにあったのは丸山豆腐店。
筆者は高校時代、このお店の前を毎朝通学路で通っていた。職人さん達がお豆腐を作っているのを横目で見ながら歩いていた記憶がある。当時からキニナっていたお店であったが、今回このような形で取材ができて、とても嬉しい!
丸山豆腐店の女将さん、丸山さん
今は丸山さんの長男さんと二男さんが後を継いでいて、現在3代目だそう。創業は1959(昭和34)年。
長男の富市さん
店頭で販売しているほかにも、学校給食用に豆腐を作っているそうで、取材した日は約100丁の豆腐を製造していた。
取材中、近所の常連さんや、横浜ベイシェラトンホテルでのランチの帰りだというご婦人たちにも遭遇した。近所に住んでいるわけではないが、美味しいからいつも横浜駅に来た帰りにはここに寄ってお豆腐を買って帰るのだそう。
店内入り口が大にぎわいに!
絹豆腐190円で、木綿豆腐は200円と。普通のスーパーで売られているものよりやや高いが、丁寧に手作りされ、大豆の風味がしっかりと味わえるできたての豆腐は人気があるようだ。
がんも(大)1個380円、油揚げ1枚100円、厚揚げ180円、豆乳150円
作りたての豆腐はとても美味しそうだが、日持ちがしないので残念ながらお歳暮用には購入できない。
ふと見ると、煮豆が売られている。
北海道産の黒豆の甘煮(330円)
聞けば、大豆屋さんからの紹介でお店に置くようになったそう。煮豆は同じ神奈川区内にあるお店で作られているとのこと。
日持ちもばっちりだし、お正月用のおせちにも使えて便利! ということで、黒豆1袋330円を購入した。