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創業110年の老舗「野毛おでん」を徹底調査!

ココがキニナル!

野毛おでんについて詳しく知りたい!!(まさちゃんGOGOGOさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

野毛おでんは最高の材料を使用し、100年以上変わらない味でおでんを出し続ける老舗だった。

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ライター:吉田 忍

おでん屋はやはり夏は厳しい?



一級品の材料と手間を惜しまずに作られているおでん。確かにおいしいので年中お客が来るのはわかるが、実際のところ夏場はどうなのだろうと聞いてみた。

「正直、夏場は厳しい。おでんは半分とか3分の1になっちゃうこともある」のだそう。

「三代目のころからうなぎも出すようにして、これも今では名物になっていて、特に夏場は注文が多いんですよ」とおかみさん。
 


野毛おでんでは、うなぎも名物(3300円)


うなぎに関しては横浜の名店を取材した時に東京のうなぎとの味の違いを知ったのだが、ここも横浜風のきりっとした辛口のタレ。このタレも50年以上注ぎ足しされて、当時の味が受け継がれている秘伝のタレ。

そして四代目になってからは、魚を使ったメニューも人気になってきているという。

四代目の武夫さんは銀座の老舗天ぷら店「天國(てんくに)」で10年間修行をしてきた。
魚に関してはかなりの目利きになったので、自ら中央市場や漁港に出向いて新鮮な魚介類を仕入れている。三浦半島や江の島周辺の漁師から直接買い付けることもあるそう。
 


刺身のメニューもならぶ


「おでん屋だけど、ここは魚もうまいって言ってくれるお客様が増えたのよ」と嬉しそうにおかみさんが教えてくれた。
 


こだわりのテーブルや器


 


器は特注の有田焼


純白に鮮やかな青。トレードマークのカブが描かれた器は特注の有田焼とのこと。

そして、テーブルやカウンターがまたすごかった。
店内にあるカウンターやテーブルはむくの木材。カウンターはカリンの大木を使ったもので、テーブルはケヤキやカリン。
そして一見不恰好なテーブルの脚はモミジ。
一枚板のテーブルトップは重いので、強い木質のモミジでないと支えきれないそう。
 


ぶ厚いカリンのカウンター
 

ケヤキのテーブル
 

モミジの脚


天然木のテーブルに有田の器。高級料亭並みだが店内の雰囲気はいたってシンプルで仰々しく構えたところはない。
 


ごくシンプルな店内


お店には何代にもわたって通ってくるお客が多いという。

「私が嫁にきたころの常連さんのお子さん、お孫さんがいらしてくださっているんですよ」

そしておかみさんは従業員の話もしてくれた。

「うちで修行した人たちは、みんな自分のお店を成功させているんですよ。そして、今いる女性スタッフも40年以上ここで働いている人を筆頭に、みな長く勤めている人ばかり」

そのせいか店内の雰囲気はアットホームで温かい。

最後に、野毛おでんのトレードマークについて付け加えておこう。器にも描かれているカブ。
 


のれんにもあるカブの絵


もうお気づきの方も多いだろうが、苗字の蕪山にちなむもの。

ちなみに、おでん種にカブはなく、3代目のご主人は、カブを食べないそう。

「なにか、こだわりがあって食べないようです。私は食べますよ」と、終始笑顔のおかみさんだった。
 


笑顔がやさしいおかみさんが迎えてくれる

 


取材を終えて



野毛おでんのおでんは、100年以上継承された納得の味だった。最高の材料でひと手間もふた手間もかけたもの。こだわりのテーブルや器も素晴らしいが、老舗を気取ることのないアットホームな雰囲気が感じられる店だった。

最近の駅前や飲食街は不景気のせいかチェーン店が増えている。そんな時代にも材料や手間を変えず伝統を守り続けている野毛おでん。こうした老舗が横浜にはまだまだ残っている。

そして、このような店が続くのは、味や質を分かって通い続けるハマッ子がいるからでもある。

店と客が守り続ける横浜の魅力。これは、みなとみらいなどとはまた違う横浜の底力で、とてもカッコいいのだ。
 
 
― 終わり ―
 
野毛おでん
住所/横浜市中区吉田町2-6
TEL/045-251-3234
営業時間/11:30~14:00、17:00~21:00(LO.20:30)
定休日/日曜・月曜

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  • よく利用しています。お店の皆さんアットホームで、写真撮っていたら大将がカメラの話してくるし、初めての行った時飲むのが恥ずかしくてツユを残していたら、女将さんに「飲みなさい」と言われました。薄味好きですが、こんな色なのに湯呑みでゴクゴク飲みたい程の美味しさです。おすすめ。

  • でも、高過ぎだよ。おでんの良さが台無し。

  • 『野毛おでん』の単品価格は決して安くはない高級価格だが、それだけ出してでも食べたい人がいるくらい美味しく価値の有る逸品なのだろう。取材では触れられていないが、創業者が港湾労働者相手に屋台で始めた頃の価格や当時の物価が取材されていればさらに良かったと思う!

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