「牛角」の真下にある「サンクス」で話を伺う
　
続いて、「牛角 横浜北幸店」のすぐ下にあるコンビニエンスストア「サンクス横浜北幸店」でお話を伺った。
　

本当に真下
　

快くお話を聞かせてくださった店長の橋本さん

店長さんによると、昨夜は非番で、火災の状況についてはよくわからない、という。

真下に位置する店舗なのに、牛角店長から状況説明などはされなかったのだろうか？
　
「いやあ、まだ何も伺ってませんね。昨日勤務していたスタッフからの電話で知りました。スタッフによると火は上がっておらず、煙のみでしたが消防の方が一帯を立ち入り禁止にしており、19時ごろから22時ごろまでは営業できない状況でした。消防の方主導で利用客を帰し、商品は一切販売しませんでした」とのこと。

過去にもこのようなことがあったのか聞いてみると、
「ここで10年以上勤務していて、私自身もあの牛角さんはよく利用していますが、こんなことがあったのは初めてです。確かに通常営業時から牛角さんは煙がすごいことは知っていましたが、まさか火事になるとは・・・」と遺憾そうな表情だった。
　　
　
　
牛角の今後の対応はいかに！？
　
周辺の店舗へ状況説明も未だできていない「牛角横浜北幸店」。この状況をどう認識しているのだろうか。
　

入り口に「本日は設備点検により休業」という張り紙

なんだか焦げ臭い
　

ドアにも同じ張り紙
　　

入り口が開いていたのでお店の方に話を伺うことに。
　

ごめんください

焦げ臭い匂いの残る「牛角横浜北幸店」の店内にいた責任者の方に昨夜の件について伺ってみる。
　
「なぜすぐに通報しようと思わなかったのでしょうか？　けが人が3人出たと聞きましたが。また、近隣店舗への状況説明は済んでいるのでしょうか？」
　
すると・・・

「今は状況を確認している段階なので、何もお答えすることはありません」とのことで、詳しい話を聞くことができなかった。営業再開についても見通しが立っていないようだ。
　　
　
　
取材を終えて

今回の火災で、けが人は3名とのことだが、大事をとって救急車で搬送したようで幸い命に別状はないそうだ。
　
取材の帰り際、店舗入り口で若い男子高校生たちが「何だよ！　今日牛角休みかよ！」と残念そうな声を上げていたことが印象的だった。
　
一刻も早く原因を究明し、再発防止策をたて、利用していたお客や近隣店舗に対し、説明責任をきちんと果たしてほしい。
　

再開を楽しみに待っているお客がいるのだから

　
　
―終わり―