市役所めしをいただく

日をあらため、お昼過ぎに市庁舎へ。3軒まわるというのがどういうことかよくわかってなかったのだが、よく考えると昼食を3回も食べるってことになる。
「よく考えたら、あれやね、やばいね」と晴天に包まれながら目がラリラリしている妖怪獣の編集部・山岸に伝えると「食べるでしょ！！　クドーさん！！　カレー！！　うひひ」。

笑うな。

　

まずは1日平均350人が訪れるレストラン「ほっと」から
　

妖怪獣の指定のメニュー
　

・・・
　

3軒まわる1軒目で頼むかね。

　

このでっかいの
　

おもい
　

企画が変わってしまうくらい大きいカツカレーの特盛（720円）。印象ではご飯2合いってる風合い。
問題の味は、学食のカレーのジャンルでめちゃくちゃうまいやつ。究極の学食カレーといったパンチ。甘みと辛さがバランスいい。うまい。結果・・・

　

ごちそうさまでした
　

次は同じ庁舎内、地下1階にあるレストラン「かをり」へ。

　

ここは見たことあるな
　

1967（昭和42）年ごろからあるという歴史もなかなか。

　

おじゃまします
　

ここレストラン「かをり」は食券でセルフサービスの「ほっと」とは異なり、入り口で店員さんに注文するだけでいいスタイル。おすすめを尋ねると「オムハヤシとナポリタンが人気です」とのこと。

　

店員の滝さんにオムハヤシを注文
　

レストラン「かをり」さんも日替わりのランチ（650円）と週替わりの特別ヘルシーランチ（650円）もおすすめとのこと。取材日の日替わりはミックスフライ（メンチカツ・白身魚のフライ・チキン唐揚げ）で週替わりは鶏ムネ肉の照り焼き・卵豆腐・菜の花のおひたし・ヨーグルトフルーツカクテル・キウイ・麦入りご飯・スープのセットで487kcal。

　

限定5食なので売り切れでした
　

オムハヤシ（650円）到着
　

いただきやす
　

本格レストラン味。親しみやすい毎日の味とも遠くない本格的な味。しっかり仕込みをして作っているのもわかる品の良い味。うまい。これは、この価格ではかなりお得。
ただ、腹がいっぱい。

　

スープも野菜たっぷりで良い
　

「気休め」のスープ。ただのコンソメの「あれ」とは大違いにうまいです、スープ。
レストラン「かをり」さんは1日平均約100人のお客さんが来店。一般のお客さんも多く訪れるようです。

　

本店価格から1割引で購入できるというお土産も人気
　

最後は市庁舎向かいの関内中央ビルの10階にある「味奈登庵」。ここは2007（平成19）年までは日本そばの店「第二食堂」として市庁舎地下1階で営業していたのが移転し、2008（平成20）年関内中央ビルで営業を開始。

　

最上階っていいね
　

こちらはほかの市内でチェーン展開している「味奈登庵」とはちょっと違うようです。

　

あと腹いっぱいです
　

スタッフの岸良（きしら）さんによると、ここの「味奈登庵」は日替わりの定食セットメニューがあり、ほかの店舗では提供していないここだけのメニューとのこと。1日のランチ帯平均来客数は約300人。多くの人が日替わりランチを頼むという。

　

和風ラーメンもここだけでしか食べられないメニュー
　

本日はこれ
　

からあげは無理じゃ
　

無理じゃ
　

前日の日替わりは大きなイカの天ぷらが2本のったイカ天丼とそばかうどんのセット。これも500円。それでは本日の500円。3回目の昼食です。

　

これで500円は良い
　

いただきやす
　

竜田揚げのストロングな感じの厚めでカリカリの衣にしっかりとした味つけ。ごはんに合ってしまう。ポテサラも難なくうまいが、サクサクとした福神漬けのような漬物もうまい。
「これ、腹へってたら相当良かったな」と、すごく思いながらいただきました。

　

ごちそうさまでした
　

取材を終えて

誰でも入れる気軽に利用できる横浜市役所の食堂3軒。
安くて美味い。活気がある雰囲気でいただく。いつもの昼食と雰囲気を変えたい時は重宝する存在だと思います。


―終わり―


レストランほっと
住所／横浜市中区港町1-1横浜市庁舎地下1階
電話／045-671-3451
営業時間／11:00～18:00
定休日／市庁舎開館日に準ずる

第三食堂　かをり
住所／横浜市中区港町1-1横浜市庁舎地下1階
電話／045-671-3452
営業時間／11:00～16:00
定休日／市庁舎開館日に準ずる

味奈登庵 横浜市役所店
住所／横浜市中区真砂町2-22 関内中央ビル　10F
電話／045-671-3478
営業時間／11:00～18:00
定休日／土日祝